5月から転勤する僕。昨日(4月29日)は、現職場での最後の勤務でした。
そこで送迎前に時間をいただき、ご利用者へ挨拶をしました。
僕 「5月から転勤することになりました。会社を辞めるわけではありませんので、ときどき遊びに来たいと思います。お世話になりました!」
ここで、同僚の粋なはからい。ご利用者のAさんが、僕のためにペーパークラフトの花束を持ってきました。
そこで、花束を差し出しながら、Aさんの一言。
A 「トモナヲさん、誕生日おめでとう!」
一同沈黙。
あわてて同僚が花束の趣旨を説明するけれど、軌道修正はできません。
仕方なく花束を受け取る僕。
さらに、このやりとりが気になったBさんが登場。
B 「Aさん、あなたもがんばりなさいよ!」
力強くうなずくAさん。握手を交わす二人。
おまけに、CさんとDさん。
C 「トモナヲさんに質問です。あなたの転勤先では陶芸をやっているそうですが、ここではやらないのですか?やれば良いのに!だから利用者が増えないのだと思います。」
D 「こういう時には万歳三唱です!万歳!万歳!万歳!!」
その万歳三唱を聞いたAさん、
A 「皆さんで、誕生日の歌を歌いましょう~♪なに?歌っちゃダメ?なんでよ!」
極めつけは、泣き崩れるEさんに気づいたAさんが、僕の手からさっきの花束をもぎとり…
A 「この花束をあげるから元気を出しなさい!!!」
― このような素晴らしい体験ができるのも、介護職員の特権ですね。
皆さん、ありがとう!僕はこの転勤で、さらに成長します。