健康を意識し始めたのは、忘れもしない
40歳の誕生日翌日11月5日です
まだ39歳だった10月、鳩尾の痛みと腹部膨満感、腰の痛みとタンパク尿を診てもらいに
総合病院に行きました
この時はまだ、とりあえず痛いところをなんとかしてもらおうと、安易な気持ちでいました
胃カメラを飲んで、鳩尾と腹は
『逆流性食道炎』だと分かりました
(今は胃食道逆流症に変わりました)
これはH2ブロッカー(胃酸を抑える薬)
でなんとかなりました
問題は腰とタンパク尿
エコーで出た結果は
『腎臓に影があります』
そうです、ドラマでよくあるアレです
この時内科の先生が
『renal carcinomaの疑い』
泌尿器科の紹介状に書いているのを見ました
帰宅して、グーグルで検索
『腎細胞ガン』
シャレじゃなくまじでガーンです
だって
『腎臓にできた腫瘍は99%悪性(=ガン)』
と書いてあるんですから
腎臓はその人の握り拳ぐらいの大きさ、
ということは、ガンは直径5cnほど
これならステージⅠ
転移がなかったので、手術で取ってしまって
のち5年再発がなければ完治
5年生存率も98%以上
なので軽く考えていました
誕生日前日3日に入院(まだ余裕)
誕生日4日は検査など(まだまだ余裕)
そして手術当日5日
テレビで観るようなストレッチャーで
運ばれ……たりしません
自分の足で歩いて手術室へ(よってまだ余裕)
背中に麻酔を注射してメスで切開
背骨の中に管を入れる硬膜外麻酔
(痛くないので余裕)
マスクをして3、2、1、グウースカ
(寝てるだけなので余裕)
問題はここから
全身麻酔が切れた瞬間、低体温症
全身がガタガタ震えました
(助けてー)
次に気づいたら真夜中
鼻が詰まって息苦しい上に
腹が痛ああああああああぁぁぁい!!!
武士が切腹時に介錯を頼む気持ちが
分かりました
朝になってマスクをとってもらい
鼻をかむと大量の鼻血
そして『立って歩け』との指示
腹が痛くて起き上がれない
腕の力だけでベッドのパイプを使って
起き上がり50歩ほど歩きました
その後、日にち薬とはよく言ったもので
日に日に良くなっていきました
が
残った腎臓が腎炎気味
具体的には高血圧、タンパク尿
高クレアチニン
腎臓病教室に食事療法教室に人工透析教室
この時に塩分量の計算、タンパク質量の計算、カロリー計算を覚えました
一日の塩分量7gって結構大変です
市販のものはほぼ食べられないので
自炊も始めました
今では気にせず食べられるようになりましたが
血液検査の結果を見て
『何のサプリを飲もう』
と考えるようになりました
今、一番のおすすめは
男性ホルモンの減少→亜鉛のサプリが超
効きます