朝寒いだろうと思って毛布追加しておいたら、起きたら汗だくでした
お散歩へ行って、お菓子を大量に買いこんで、チョコなぞをつまみながら読書(松岡圭祐『伊桜里 高校事変劃篇』)をして、寝ました
はい、またネタがないので召喚します
「いでよ!時代小説の鉄人!」
今日は、宮部みゆき先生について、です
自分は時代小説が苦手(とはいえ、垣根涼介『室町無頼』や今村翔吾『イクサガミ』は楽しめました、完全創作物でバトル物だといけるみたいです)なので、宮部作品でも江戸情緒たっぷり、みたいな作品はほとんど読んでいません
しかしながら、宮部先生は現代が舞台のミステリーもお得意なので、そちらを紹介します
まず、作品名を挙げる前に感じていることを言うと、「宮部先生の作品は長ければ長いほど面白い」と思います(反論は認めます、あくまで主観です)
少なくとも上下巻、出来れば複数巻の作品ほど宮部みゆきの味が出るように思います
なので、そういう作品の中からおすすめを挙げていきますが、『蒲生邸事件』はあまり好きではないので除外します
まず、宮部先生は『超能力物もお得意』なので、そちらがいい方は『クロスファイア』から入るといいかもしれません
発火能力(パイロキネシス)を持った女性ダークヒーローが活躍する作品です
あとがきにありますが、多くの女性ファンから「いいぞ!もっとやれ」という声が寄せられたそうです
「超能力はちょっと」「リアルなミステリーが好き」という方には、もういきなり『模倣犯』をおすすめします
5巻までありますが、言ってしまいます、割と前半で犯人分かります
宮部作品はフーダニットでもワイダニットでもハウダニットでもクイボノでもありません
それら全てをしっかり描いた上で、犯人が分かった先を描いています
そしてもう一つ
『模倣犯』と名付けた理由は最後まで読んで、やっと分かります
ラスト辺りはハラハラドキドキなので、これから読む方はお楽しみに
さて、ではそろそろ必殺技を出します
宮部みゆきの最高傑作『ソロモンの偽証』
宮部作品で最長の全6巻ありますが、2巻ずつ別れています
あらすじは、中学二年の男子がある雪の夜に『自殺』した、しかしある日犯人を告げる匿名の投書が寄せられる、というものです
自殺なのか事件なのか、前代未聞の学校内裁判で最後に驚愕の証人が呼ばれ、陪審員たちが導き出した意外な結論とは、という感じです
登場人物がめちゃめちゃ多いですが、それを混乱なく読ませるのが、宮部先生の本領なのです
さてそんな宮部ファンの自分ですが、まだブレイブストーリーは積ん読どころか本棚の肥やしになっています
読まないとなあ
取り上げて欲しい作家がいたらコメントお願いします
自分が読んでいる作家で、嫌いでなければおすすめ文を書きます
あ、東野圭吾はおすすめするまでもなく、ハズレがないです(書けといわれたら書きますが)
あと、朝で始まる作家と椎で始まる作家と村で始まる作家は、読んではいますし、しいてあげればという作品もありますが、あまり書きたくありません
悪口を言ってしまいそうなので(草)