熊本県菊池市☆酪農家ママの
牧場セラピー crescent~クレッセント~は
頑張っているあなたを
笑顔に変えるお手伝いをいたします
雨の降る少し肌寒い4月19日の夕方
次女と牧場に向かい、車を降りた瞬間
どこからともなく
「ミーミーミーミー」
え??なん??
どこ?なに?なに??
猫??
2人でキョロキョロして探していると
なんと2人の足元に
生まれたばかりの超低体重の子猫ちゃん
初めて見る小さな小さな子猫
体重38グラム
ママ猫に母性が芽生えてなくて
全く育てる気がない様子、、、
また、違う場所から2匹発見
冷たくなって今にも死にそうな子猫
合計3匹
このままでは絶対死んじゃう
3匹を保護しました
保護した日は日曜日だったので
とりあえず牛のお乳で
次女と懸命にお世話し
このまま、育つかわからないけど
見捨てることはできず、、
とりあえず動物病院へ3匹受診
(ミーミー鳴くから名前はみーちゃん)
抗生剤をいただき
子猫用のミルクを2時間おきに与える生活
が始まりました
無事に大きくなることを祈り
できる限りのことをしてあげようと
私達家族は一致団結して
授乳、排泄介助
(生まれたばかりの赤ちゃん猫は自分でおしっこやウンチが出来ません)
昼間は私と主人が牛舎で授乳
夕方から娘達が交代で授乳
もちろん夜中も2.3時間おきに授乳
とっても可愛くて
みんなに愛され
ちょっぴりずつ
体重も増えてきて
45グラムになったある日
なんだか元気がない
あんまりミルクを飲まない
心配していた次の日
それは
保護して9日目の朝
1番小さなみーちゃんは
天国へ行ってしまいました
泣きじゃくる21歳の長女につられ
私も泣きました
わずか9日の命ではありましたが
私と娘たちをたくさん幸せな気持ちに
そして娘達には
母性を教えてくれたみーちゃん
きっと、みーちゃんも
私達家族の愛情いっぱいに
暖かい部屋で
暖かいミルクを飲めた時間は
幸せだったと思います
お花をいっぱい集めてお別れをしました
別れはほんとに辛く
いま思い出しても胸が苦しくなります
ミーちゃんが
大きくなって
走り回る姿を想像していただけに
早すぎる別れが辛すぎました
ミーちゃんのお墓には
お花をいっぱい飾り3人娘とお別れをしました
ありがとう
みーちゃん
この日、育児放棄していたママ猫も
一緒に亡くなりました
腟脱といって
難産からくる病気になってました
育児できないほどママ猫も
きつかったのがわかりました
命の儚さと
今、生かされている命の大切さ
娘と一緒に生きている
この愛おしい時間の大切さ
子猫の呼吸を感じながら
きっと娘達も
何かしら感じとったことと思います
つづく、、、