日本ヒューマンサポートの創業者の久野氏は「私が国会議員の秘書をやっていたころ、父の経営する会社が破綻し、すべてを失いました。その後、夜間のトラックドライバーに転じ、マイナスからのスタートを切ったのです。しかし将来は国の基幹産業となるものに携わっていきたいと考え、選んだのは資産運用によるコンサルティング業。複合介護施設の立ち上げから施設運営に至るまでのビジネスモデルを構築し、多くの施設を軌道に乗せるなどして事業を成功に導きました。高齢者に優しい施設運営と介護弱者の救済および雇用の確保を実現し、地域社会に貢献する事業と位置づけたのです。資産家の方々には素晴らしい相続対策だと喜ばれました。その成功体験から、介護産業は国の重要な基幹産業になると確信するとともに、自ら介護事業に乗り出して介護の産業化を図り、業界の革新を図ろうと考えたのです」と語っています。

日本ヒューマンサポートはこれまでの介護業界を激変させたのです。宗教と関係なく、あくまでもビジネスとして成功を収めたのです。