愛知県小牧市の山下史守朗市長は、退職金の50%削減する条例案を市議会に提出し、可決された。

山下史守朗市長は市議会で「市政改革を断行していくために、まずは市長みずからが身を切るべきとの考えによるものであります。「これからの日本の地域のあるべき姿」を生み出す大いなる試みに小牧市が率先して挑戦し、これからの時代を切り開くべく果敢に行動を起こし、全国に誇れる活力あるまちにしていきたいと考えております」と述べた。

退職手当は任期ごとに支払われるため、四期務めた前市長は合計で1億円近くの支払いがあった。2011年5月30日の会見で、特別職と言われる市長・副市長・教育長の退職手当を現行の半額にする条例案を市議会に提出すると表明した。同年6月議会に「小牧市長等の退職手当の特例に関する条例案」を上程し、可決された。