松丸修久守谷市長は「未来を創る子供たちを育むために」という願いを込め、「子育て王国もりや」実現に向けた学校教育改革プランを策定いたしました。プランは「守谷型カリキュラムマネジメント」を中核とした4つのプランから成り立っています。既成概念にとらわれず、従前の学校教育の常識を見直した「守谷型カリキュラムマネジメント」により、新しい学校教育のモデルを創造します。守谷市の恵まれた教育環境を生かし、夏季休業や前・後期制を導入することで、週3日の5時間授業を確立することにより、児童生徒および教職員の日常の負担の平準化を図ります。

なぜ,守谷型カリキュラム・マネジメント(週3日の5時間授業)を行う必要があるのですか?という問い松丸修久守谷市長は以下のように答えています。

理由は2つあります。まず,2020年度に全面実施される次期学習指導要領のねらいの実現と児童生徒の学習の質を高めるためです。特に,小学3年生以上では外国語教育の授業時数の増加により,6時間の授業日が増えます(小学4~6年は毎日が6時間)。そのためには,小学生の体力を考慮して疲労を軽減させたり,ゆとりのある教育課程を編成して学習の質を保障したりすることが必要だからです。

次に,児童生徒の安全・安心を確保するためです。児童生徒を取り巻く環境の悪化を考慮したとき最優先すべき課題です。週3日が5時間授業になれば,特に高学年の帰宅時刻を早めることができます。中学校においても生徒が暗くなってから下校する危険を回避できるとともに,冬場の部活動の時間を確保できるメリットもあります。