心理アドバイザー
旅人もこん こと のなかともこ です
今日は心のからくりのお話です
音声もあります（10分程度）
「自分が自分の味方でいる」状態
「自分が自分を戦わせている」状態 の違いです。
図解してみました。
「思考」「体」「心」 この3つが「自分」にあります。
「自分が自分を戦わせている」状態
「思考」が「心」と「体」をコントロールしている状態がこの図。
【体さん】 眠りた～い
【思考くん】 朝だから早く起きなさい！
【心ちゃん】 これ、嫌い、やりたくな～い
【思考くん】 好き嫌いはダメ！頑張ってやりなさい！
と、体と心の欲求を、思考で押さえつけている状態。
【体と心】 もうへとへと。仕事を休みたい
【思考】 何言っているの、みんな頑張ってる。休んじゃダメ。
そんなんじゃ、認められないよ。 もっと出来るはず！
という風に
「思考」が強すぎると
体の声も 心の声も 思考に伝えられなくなって（伝えるのを諦めて）
本当に自分がやりたい事、好きなことがわからなくなります。
そしてその「思考」は、自分以外からの
他人の考え（～べき・ねば）・他人の目・他人の機嫌を何とかしようと
「体」と「心」を押さえつけています。
ここでの「思考」は、
そうすることが「ゆくゆくは自分のため」と信じています。
ですから、「自分のため」 という大義名分で
「体」と「心」をコントロールしているのです。
「自分のため」
なのに、なぜだか、辛い、くるしい。という状態です。
では、図を逆さにしてみます。
「体」と「心」の声を思考に伝えます。
【体】 もうへとへと。仕事を休みたい
【思考】 仕事を休めるように頼んでみよう。
明日の約束を断ろう。
【心】 これ、嫌い、やりたくな～い
【思考】 じゃあ、どれならしたい？楽しめる？
誰かと変わってもらえるか、頼んでみよう。
ここで、大切なのは、
「体」と「心」の欲求を何が何でも叶えることではないのです。
（叶ったら、うれしいですが。）
「思考」が「体と心」の声を聞いて、
欲求を叶えようと「思考」を働かせてくれたことが、重要なのです。
自分の「体と心」の為に「思考」を使っているということ。
そして、その時は実現しなくても、
自分の「体」と「心」のために「思考」を使うようにしていると
どんどん実現していきます。
そして、自分の「体」と「心」が満たされていきます。
【思考】 明日の約束をずらしてもらったよ。
これから、あまり疲れないようなスケジュールにするね。
楽しめる仕事に代わってもらえるか、聞いてみたよ。
返事はまだだけど、これからも自分がどうすれば楽しんで仕事を出来るか考えていこうね
という風に、
「思考」が「体」「心」のために動く
自分が自分の味方 の状態
「自己受容」ですね。
こちらは
「心と体」の欲求と 思考が闘っていると
自分の中で戦っているので、
つらい。苦しい。
自分が自分をダメ出ししている状態
「自己否定」です
「体」と「心」の欲求を「思考」がわかってあげる。
これが大切。
そして、間違いやすいのが、
「体」と「心」の欲求を叶えることが「怖い」という「心」が出たとき。
例えば、
「休みたい」を上司に伝えるのが「怖い」という感情。
「怖いからやりたくない」という「心」を叶えるために、
「伝えるのをやめる」という風に「思考」を使うと
こんがらがります。（笑）
この話は、
インストールされている「思考」の話になるので、
次の機会に。
【今日のまとめ】
あなたの「思考」は
あなたの「心・体」のために使っている？
それとも「心・体」を抑えつけるために使ってる？
音声での解説はこちら （10分程度）
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