なにやら世間は騒がしいですが

これといって何ができるわけでもないので

自分にできることをコツコツするだけだなー

と、ぼんやり思います。




はなしは、かわりますが

先週の金曜日に、

ある子が学童に帰って来ないものだから

学校のクラスまで迎えに行くと


ふざける→先生に怒られる→暴れる→

クラスメイトに責められる→暴れる→

先生、クラスメイト、当人で話し合い→

教室の隅で黙ったまま、動けない。


という現場に出くわした。

(わたしは、最後の場面から参加、、、)





なんてこった。







理由があって、暴れたんやろ?

そうかそうか。つらかったな。

かえるで。ランド持ったろか?




と、声掛けしたら

ポロポロと泣き出した。




あとから聞けば

担任の先生が

一発目から大声で叱ったらしい。


そりゃ、暴れる。




特性のある子は

いきなり、大声は駄目なのだ。

刺激してしまう。


自分が悪いことをしてしまった。

という事をわかってるとこに

大声で叱られると



大声にビックリする→怖い→

自分を守る為に怒りスイッチ発動→

(一方的に責められた。と)

暴言、暴れるくん。となる。



そして、悲しいことに

この暴れてるのも、本人は〈悪いこと〉と

わかってるのに止められないのだ。





だから、初動を間違えると

子どもの心を傷つけてしまい

けが人を出す羽目になる。





じゃあ、いったいどうするのさ。

と、なるのですが、、、




やってしまったことを

怒らないことです。




やってしまったことを認めさせ

次、どうするか。を

共に考え、具体策を伝えます。


一回で、できないのは当たり前で

何回も何回も、繰り返します。


亀のような歩みなんですが

過去の本人と、現在の本人を比べてやり

できたとこを伝えます。

ようがんばったね。と。


次のステップは

(今はできんでも)できるはず。と

軌道修正という名の暗示をかけていきます。


例えば、座ってほしいとき

「あなた、座れるでしょ。一緒に座るよ」

など、〈一緒に〉がポイントです。





わたしが、できる事は

共鳴して、寄り添って、

ほんの少し魔法をかけるだけです。

「あんた、できるやろ」と。





ずーっとダメ出しされ続ける子に

「あなたの〇〇なとこ、好きやわ」

と、ええとこ見つけて伝えること。





社会を変える決定打にはならんじゃろうけど

わたしが個別対応する子は

ダメ出しの嵐から守ってやれる気がします。






余談ですが

小学生の教員に対しての暴力が

増えとんのはな。

初動間違いが、増えとるからじゃないかな。

と、推測している。