きょうは、施設でのことを。




利用者(こども)は

診断なし、普通学級の子。
診断あり、普通学級の子。
診断あり、少人数学級(算数のみ)の子。
診断なし、少人数学級(算数のみ)の子。
診断あり、特別支援学級の子。

と、さまざまです。



ここで、問題です。



一番手のかかるのは
どのパターンでしょうか。



答えは
診断なし、普通学級の子。です。



なんで?って、思うでしょ。
診断あり。や、少人数学級(通い)は
保護者、本人ともに
発達障害を自覚してます。

早期に発見して、手を打ってるので
あんま、問題はないです。
チョロチョロするなー。とか
コミュニケーション苦手なんやなー程度。
親御さんも、勉強されてるので
そんなに、困らない。



一番、困るのは
自覚なし、保護者のノー勉。
病院へ相談すら行ってないパターンです。

できないのに
頑張らされるパターンで
利用者(子ども)が、笑えるくらい荒れる。


殴る蹴るは、当たり前。
ツバを顔に吐いてくることもあれば
ケリを後ろから。とか、胸に。とかある。
酷いときは、本噛みします。
私物を壊されることもあります。


当たり前に、
蹴られると、アザだらけになりますし
当たりが胸だと、息ができなくなります。
噛まれると、出血もします。
ツバを吐かれると感染症リスクもあります。


でも、保護者には
こちらからは、報告しません。

利用者に加害した場合は、報告します。
保護者間でトラブルになっては困るので。


なぜ、報告しないのか。というと
だいたい、家では大人しいから
保護者は、ビックリして
信じてくれないからだったりします。
まあまあ、ショックよね。
信じたくないわ。わかる。




病院に行ってないから、診断なし。
よって、クロなのに健常者。パターン

両親が遅くまで働いていて
淋しすぎて、荒れるパターン。

「怒らない育児」の結果
ただのワガママ王様になってるパターン。



いろんなパターンがある。
【育てたように子は、育つ】
なので、その結果なんだろうから
自分のケツは、自分で拭けばいい。

どこかで、向き合うことになる。



親が出ていけなくなる年齢に達した時
子どもは、自分だけの力で
人間関係を築いていかねばなりません。

必要な支援を受けてれば。
無理して、働かなければ。
逃げずに向き合ってれば。

つまづいた時に、気づくんだろう。




いろんな人がいて
おもしろいなぁ。と、思う。



就業時間内は、
精一杯やらせてもらいます。
勉強も、いっぱいします。

でも、しょせん
働く保護者に手を添える程度の支援です。
他人なんですよ。


利用者(こども)が欲しいのは
ただひとつ。親の愛。




子に手がかかるんよ。と
子に振り回され、お疲れの保護者さんへ。

愛されてる。と、思えてない子は
親の前で、いい子を演じます。

手がかかる。ということは
あなたに対して、全幅の信頼がある。
あなたに愛されている自信がある。
ということです。

うまくいってるよ。