JAZZとお芝居、おいしいワインとお料理で陽気なクリスマス☆
IT'S SHOW TIME--!!

$tomomixの観劇レポート


□本日のお芝居
『ア・ラ・カルト2 ~役者と音楽家のいるレストラン~』
料理と恋のお話と洒落た音楽でつづるおしゃべりなレストラン。
新しい味わいを加えて、いよいよ新装オープン!
小粋なクリスマス・メニューをどうぞ

■劇場
青山円形劇場 A-56

青山ブックセンターをぶらついてアート気分を盛り上げてから到着。
今日は一番後ろの席。

まず演台下のピアノに目がいく。生演奏楽しみだな☆
壇上にはレストランの机が2つ、椅子が2客ずつ。
天井からは小ぶりでろうそく6本くらいで1つのシャンデリア。

やっぱり円形劇場、好きだな~。


■本日の食前酒
今日は幕間にメルシャン(今日のスポンサー)の白ワインを。(\300)


■キャスト/スタッフ
○出演
高泉淳子 山本光洋 本多愛也 中山祐一朗(レギュラーゲスト)中西俊博(violin) クリス・シルバースタイン(bass) 竹中俊二(guitar) 林正樹(piano)
○日替わりゲスト(日程順)
川平慈英 (4日18:30, 5日15:00) 近藤良平 (7,8,9日18:30) 今拓哉 (10日18:30, 11日17:00, 12日15:00) 篠井英介 (14,15日18:30) 巻上公一 (16,17日18:30) 山寺宏一 (18日18:30, 19日15:00) 今井清隆 (21,22日18:30, 23日15:00) ROLLY (24日18:30, 25日17:00, 26日15:00)
○演出:吉澤耕一 ○台本:高泉淳子 ○音楽監督:中西俊博

もちろん篠井さんがお目当て♥♥でとったチケット。
ただ、私は初めてだったけど、ア・ラ・カルトはもう20年続いている歴史あるお芝居。
どんなお芝居だろう、そして「日替わりゲスト」ってなんだろう、って興味深々でした。

さて、今日のメニューはこちら。
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そして、いつものように登場順に感想を。

高畑さん
前菜とメインの緩急、マダムと男性とおばあさんの演じ分け、お見事でした。
何回お色直ししたんだろう?どの衣装も楽しく着こなしていてすてきでした。

山本さん
マリオネット、あれはすごい!
あの所作(立ち方、肘のゆれ、ロボット感)、本当に天井から吊られているかのごとし!

本多さん
一人で3役も4役もこなした、レストランでの独り芝居、もう一度見たい。
素敵な無口さんでした。色気有。

中山さん
高泉さんとの掛け合い、最高!

篠井さん
きたーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!
まず今日は「素」(という演技だったのかな?)で登場☆
高泉さんとのおしゃべりからスタート。
白のハイネックにツイードのジャケットで、レストランの椅子に片方の手をかけて
足を組んで座る姿、、、泣。美、でございます。
あぁ~、こんな人と二人でフレンチレストランで向かい合ってディナーしたら最高だろうな~、
でも緊張でろくに食べられないだろうなぁ、と妄想。

「私はね、三輪さんとは違って『女』の人の恰好をしたいわけじゃないじゃない?
『お芝居』の中で他の役者さんたちの中で『女性』の役を演じて、一つの劇を作っていきたいのよ。」
なぜか、ちょっと会場が一瞬しんとなりました。

そのあとは、即興のお芝居。突然振られて困っているお姿、演じられていたのだと思いますが、
コミカルで素敵でした。

食べ方に注目しました。
もしかして、この方は決して「器用」な人ではないんだろうな、となぜか感じました。

ショータイムではマリー・アントワネットでご登場。
まあ、なんと~~~~!泣
そして!お歌をご披露~~!「Je Te Veux」(あなたが欲しい)。
「今日の餌食は誰かしら~?殿方、お気をつけあそばせ」って!
すごく笑いました。プロフェッショナル魂に完敗。

そして、前菜のオチとなるdigestif(食後酒)では、待ち人きたる!
高泉さんを素敵にエスコートするお姿にほれぼれ。



■音
JAZZ、明るくて澄んでてよかった~。
演者はみんな笑顔で楽しそうに演奏。
音楽監督の中西さんは本当に笑顔で、澄んだバイオリンの音でした。
ピアノもタッチが丁寧で正確で。上質でした。

■お料理
どうやら本物のお料理が供されていたよう☆
イカとウナギのテリーヌ、ガスパチョ、子ブタの○○、エビと○○のアボカドソース、等々
おなかがなりました。
ワインも、赤、白、シャンパン、産地もフランス、イタリアなど多彩。
「食べ物」がこんなにフィーチャーされるお芝居も珍しいよね。



とまぁ、また篠井さんに酔った素敵な夜でした。
欲望という名の電車、DVD化されないかなー。


それではまた次回~。


オペラ座の怪人。父と息子の物語。

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□本日のお芝居
『ミュージカル ファントム』
19世紀後半のパリ。
華やかな舞台が繰り広げられるオペラ座の地下深くで仮面をつけた孤独な魂がひとつ、音楽に寄り添いながら「光」が差し込む瞬間を待ち焦がれていた。だが「光」の到来は喜びだけでなく、耐え難い悲劇を彼にもたらす……。

歓喜と賞賛のうちに幕を閉じた初演から2年。大沢たかおのミュージカル・デビュー作『ファントム』が、復活を望む多くの声に応え帰って来る。どんな役にもリアルに生命を吹き込むことに定評のある大沢演じるエリック=ファントムは、従来の「怪人」像を払拭するもの。その純粋無垢な精神と、引き裂かれた想いから噴き出す血のような絶唱は観客の心を激しく揺さぶった。

初演の興奮冷めやらぬ間に実現した今公演には、強力な俳優陣も集結。エリックの心の闇に差す「光」、ヒロイン・クリスティーン役には初舞台・初ミュージカルという杏が挑戦。彼女の持つ上質な存在感が、新たな場でさらに輝くことが期待される。物語の鍵を握る劇場支配人ゲラール・キャリエール役には美意識の高い演技が秀逸な篠井英介が。また歌姫カルロッタ役には硬軟自在の演技と歌唱で客席を魅了する樹里咲穂、クリスティーンを見初める若き貴公子シャンドン伯爵役は人気・実力を併せ持つ海宝直人と古川雄大がWキャストで当たる。

めざすものはさらなる進化&深化。演出家・鈴木勝秀のもと、完璧を期する大沢と新たな俳優たちが『ファントム』をさらなる高みへ引き上げ、重厚壮麗な作品世界へと観客を誘う。 「大沢たかおラストミュージカル」、その目撃者になる幸運を逃す手はない。

■劇場
赤坂ACTシアター O-27

地下鉄赤坂駅から階段をのぼりきると、視界が開けてそこが劇場。
大きく大沢たかおさんのファントムがおでむかえ。
たいまつがたかれ、燕尾服の係員。
薔薇の花弁のように見えるデコレーションで、ファントムのおなじみの仮面がうきあがる階段。
すでにお芝居の導入がはじまっているような、すてきなエントランスでした。

まず入って、ステージを縁取る金の装飾と、両側の翼。
一瞬NYのMajestic Theaterを思わせる。ただ、上部中央に怪人がのって降りてくる
天使がないのが違うね。

大箱だな~。久しぶり。3階まである。

■本日の食前酒
シャンパン (\1,000)
(+オペラグラス購入~)

■キャスト/スタッフ
脚本:Arthur Kopit
作詞・作曲:Maury Yeston
上演台本・演出:鈴木勝秀
キャスト:大沢たかお / 杏 / 篠井英介 / 樹里咲穂 / 古川雄大/ 中村まこと / 石橋祐 / 永島克

まずですね。。。私、これがミュージカルってこと、すっかり忘れて行きました。
だから、まず杏ちゃんが出てきて歌い始めてびっくり。
あ、そっか、今日ミュージカルか、って。
今日は、舞台に登場した順に感想を!

杏ちゃん(クリスティーン)
うーん、彼女のよさを引き出すような曲、演出がほしかったですな。

古川さん(フィリップ・シャンドン伯爵)
ずっと三浦春馬くんに見えました。笑
もう少し、Wickedのフィエロみたいな、Charmingで一途な歌を歌ってくれたらよかったな。
馬鹿であかるいおぼっちゃまを!

樹里さん(カルロッタ)
今日の舞台の華はあなた。
一人で歌で観客を魅了してくれました。
さながら、白雪姫の魔女のように毒を調合するすがた、
これでもか、と悪役を楽しく、あかるく歌い上げていて、とってもCharmingでした。

石橋さん(アラン・ショレー)
「あるよ」の俳優さんにしかみえませんでした。笑

永島さん(ジャン・クロード)
鈴木浩介さんとか、八嶋智人さんみたいな感じ。軽やかでよかったです

篠井さん(ゲラール・キャリエール)
きたーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!
お久しぶりでございます☆
半年待ちました。篠井さんを拝見したくてとったチケットですもの!
今日はシックなロマンスグレーで、男親の役。(途中でわかっちゃった、父親ってこと。)
そして!!歌声を聴いちゃいました。
お芝居と同じ。芯が通ったNoble。本当に気品があって、すっくとしていて。
媚びなくて。大沢たかおファンばかりの劇場の拍手の中、
にこりともせずに立っているのをみて、なんだか篠井さんらしいな、と。
俗世を離れちゃってるんだよな~、とっくに。
来年のチェーホフ、三軒茶屋婦人会、楽しみにしています。


大沢たかおさん(エリック)
あら、お歌お上手なのね。
高い音をStickyに歌い上げるところ、お芝居の粘っこさと同じ。
悲劇がお似合いになるそのお芝居、よく合っていましたよ。


中村さん(ルドゥ警部)
初めて拝見したけど、とってもよかった。
なんか、篠井さんとの関係性が、部長と二ツ木さん、みたいな。
おまえのことまもりたいけど、もうまもりきれねぇよ。。。なぁ、何があったんだよ。みたいな。
(でも、篠井さんが高貴すぎて、土臭い演技とはあんまり合ってなかったけどw)


演出は、、、、
ちょっと「芝居がかり」すぎててなぁ。見てて恥ずかしくなっちゃうんですよ。
セットも、マーブルの柱が頻繁に「ゴーッ」って舞台を横切ったり。
(それが転換の合図なんだろうけど、そうじゃなく転換を見せてほしい。)
衣装も、いわゆる、って感じすぎて。
だったら、もっと徹底的にやってほしい。NYのレミゼとかPhantomみたいに、絢爛豪華に、本物に。
そうじゃなかったら、新しい工夫、解釈、みたいのがよかったな。


■音
生オーケストラはよかったです。
でも、指揮者にいつも左斜め上からスポットがあたってるから、
舞台が真っ暗にならないんだよねぇ。。


大沢たかおファンにキャーっと手を振る観客のなかでひとり、
篠井さん、今日もすてきでした、と心の中でつぶやきながら、会場を後にしたのでした。
休憩2回(5分、20分)、3時間の力作でした。



それではまた次回~。
あ、いけなくなった来週のチケット、明日売らなきゃ!(またかよ。)
雨の多い、暗くNobleなLondonから、陽光とスコール、濃い花のにおいのパラグアイへ。
舞台上の役者さんと観客の想像力が重なって作り出される、ヘンリーの脱皮旅行。


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□本日のお芝居
『叔母との旅』
時空を自在に行き交いながら、老若男女20役以上のキャラクターを4人の男優だけで描き出すスリリングな劇空間!
選ばれし実力派俳優のみが可能にした、笑いとアイロニーに満ちた “四重奏”が開演する。

■劇場
青山円形劇場 E-16

この劇場、いいな~。4列か5列しかないから、一番後ろの席でも
十分に舞台に近い。役者さんの唾が飛ぶのが見られる距離。
そして、本当に親密な空気が漂ってる。観客同士も向き合ってるから。

演出家、役者さんにとっては、本当にシビアな舞台。
隠すこと、逃げること、不可。360度全て見られているし、
360度どこから見てもいいように、配慮して構成を考えないといけない!
真剣勝負の場ですな。

舞台上部には地名のモジュールがぶら下がってる。
旅先の地名が都度が降りて来る演出は想像できちゃったなぁ。
最後のシャンデリアはとってもいい演出だった。
舞台の中央で哀しく踊るオーガスタ叔母さんとヴィスコンティ。あれが一番印象的なシーン。


■キャスト/スタッフ
原作:グレアム・グリーン 劇化:ジャイルズ・ハヴァガル 翻訳:小田島恒志 演出:松村武
美術:松井るみ 照明:小川幾雄 衣装:伊賀大介 音響:加藤温 舞台監督:瀧原寿子
プロデューサー:北村明子 企画・製作:シス・カンパニー
出演:段田安則 浅野和之 高橋克実 鈴木浩介

克実さーん!
克実さんが見たくて取ったお芝居。
でもなんか笑っちゃったな、真剣なシーンでも。だって目の前にいるんだもん~。
あたまがてかてかしてた。
(段田さんがかんだのをからかって)「アドバンチュールって何よ、え?
忘れちゃったわよ、あ、思い出したわよ(セリフ)」だって。(笑)
ともあれ。
よかったです。ワーズワース。愚直に、真剣に演じるから哀しさが増す。
克実さんのヘンリーは、「困ったなぁ、、どうしようかなぁ、、」のヘンリー。

段田さん
内股で手をちょこんと前で組むしぐさが、上目遣いですねる目つきが、
「もう、やだぁ~~!」と張り上げる声が、まさにかわいいおばさん。
でも気品を忘れないから、ヘンリーにも戻れてました。
篠井さんのオーガスタ叔母さんをみたいな!って思ったけど、
篠井さんだとヘンリーにもどれないかも。。。
段田さんのヘンリーは、「君、冗談はよしてくれよ(決然と)」のヘンリー。

浅野さん
すごいな、このひと。
すごくエッチぃ。なんでだろぉ、若い女の子(トューリオ)が言う、はすっぱな
「わたしぃ、妊娠しちゃったみたい」、ミス・キーンのまじめな哀しさ、
ちゃんと分けて演じてるのに、目だけすごい色気をはなってる。
一番「役者」「アーティスト」「狂気」を感じました。
浅野さんのヘンリーは、「お、おばさんっ、ちょ、ちょっと待って!え、え、ね、ちょっと!」
のヘンリー。オチューのサングラスがかっこよかった!

鈴木さん
なんか、平井さんに似てるのよね。ってどうでもいいけど。
拗ねてテキーラのショットを運ぶウェイターが印象的でした。
鈴木さんのヘンリーは、女性を真摯に愛そうと努力する、naiveなヘンリー。
最後は消えてしまったヘンリーの一部分。


演出は、全体的にもう少し抑えてもよかったかな、と。
一場面一場面は頑張って作られているけど、それがずーっと続くとちょっと疲れてくるよね。
全体を俯瞰した緩急があるとより引き込まれたかと。
あと、パントマイムの方が振り付けだったそう。
たしかに、おじさんたち4人が頑張って軽やかに動いているのは楽しかったです。


■音
こと、観客の想像力が必須の舞台なので、異国情緒を分かりやすく盛り上げる音がいっぱいでした。
吹っ切れたヘンリーをあらわす明るい曲、
オーガスタとヴィスコンティが二人で踊るワルツ。よかったな。

前から二番目の席で通路側、役者が隣を行き来する足音、振動、風、匂い、
(はたまた、となりのおばちゃんの加齢臭まで)ダイレクトに感じられて、
とっても親密な劇場とお芝居でした。

それではまた次回~。
あ、いけなくなった来週のチケット、明日売らなきゃ!