7月のお稽古は旅行で行けなかったため、2か月ぶりのお稽古。
茶碗や建水の仕組みもできないようでは恥ずかしいと、前日に一人で特訓した成果か、
何とかお点前一巡のお稽古を見ていただくことができました。


■今日のお稽古■

9月は、風炉で竹台子(たけだいす)を使ったお点前。
通常のお点前との大きな違いは、


①風炉は通常は壁寄りに置かれるが、竹台子の時は、畳の真ん中に置かれる
 ⇒そこから「中置き」と呼ばれるお点前。
  暑さがやや和らぐ季節のため、少しだけ風炉が客に近づける意味があるそうです。


②水差しは台子の左前に置く
 なので入ってきて、客にややお尻を向けるように、台子の左前を向いて座り、
 水差しの正面が自分に向くように置く。
 蓋を取るときは、二手で扱う。(右手で蓋を取り、左手で縦にして水差しの左側に立たせる)


③棗は台子の上段、右端から1/3の中央に飾っておく。
 お点前中は、台子の前、右から5目~6目くらい?のところへ。その横に茶碗の置き合わせる。

④蓋置は地板(台子下段)、釜の左前に置く

⑤柄杓は、蓋置に合(水をくむところ)を置き、柄はまっすぐ右に、釜の正面と平行に置く。
 仕舞うときは、湯返しをして鏡柄杓をしてから、台子下段の左端に置き、
 柄の下端一寸が台子から出るように置く。蓋置はその右横に、
 まるで「ト」の字になるように置く。


その他、先生に頂いたご指摘は

・相変わらず、お道具の取り扱いに注意。特に水差しの蓋、茶筅通しの時に茶碗と茶筅が
 ぶつからないように。

・お道具の正面は自分で決める。決めたら意識して取り扱う。

・客としての頂き方(縁外において今居直し、縁うちにおいてご挨拶、押し頂く、回す、一口飲んで離す、3口半で。拝見は、①全体見る、②詳細見る、③もう一回全体を見る)


■お道具・お菓子■
棚・・竹台子
釜・・・鳳凰を鋳込んだ唐金(銅と何かの合金)
茶碗・・・瓢箪
水差し・・・細水差し(本体も蓋も磁器製)
  塗や陶器より壊れやすいためより注意して扱う必要がある。
お軸・・・聞けず
花・・・聞けず
花入れ・・・聞けず

主菓子・・・聞けず(鶴屋八幡製、紫色のお花)、
      昆布羊羹(お稽古仲間の原さんがお持ちになった青森のお土産)
干菓子・・・割り氷、雪月花(神戸の常盤堂製)

■次回までの重点復習事項■
・袱紗の置き方・使い方(特に蓋を取る前、取るときの持ち方と広がらない置き方)
・茶筅遠しと茶筅すすぎ(まず下に、通ってきた道を上に、横に、持ち替えてめぐす)


やっぱり予習重要!
次回もがんばろ~!

数年前からご縁があったお茶のお稽古。この度、月に一回通うことになったので、備忘録の為に書いていきます。

今までとは違い、上手な方たちに混じってのお稽古、ドキドキでしたが、先々週のお稽古と同じ設えで、またもう1人見学の方もいらして、少し気持ちが落ち着きました。

お茶では冬から春は炉、夏から秋は風炉 でお湯を沸かします。炉は4月まで。今日は炉の最後のお稽古でした。釜は天井から吊るす釣り釜、蓋には掻き立て環という持ち手が付いています。

棚は旅箪笥。秀吉の小田原遠征の際、利休が考案した持ち歩き用の棚です。これを使って、
①基本のお点前
②柴立て(真ん中の棚を外して下に置く)
③重ね(真ん中の棚を外して一番上の棚に重ねる)
の3通りのお点前の作法ができるそう。

花入れは旅枕。お花はボタン、だったのかな?お聞きするチャンスなく。

この、釣り釜、旅箪笥、旅枕の3つが春の表千家の定番のセットアップだそうです。

主菓子は、鶴屋八幡の春光(真ん中に粒あんの入ったきんとん。美味しかった!)、干菓子は、山口の同門大会(安倍首相の弟の奥さんがリーダー)でも出された、夏みかんを青いうちに収穫して砂糖漬けにしたお菓子。これも美味でしたー。

お軸は 春水満四澤 しゅんすいしたくにみつ。でした。

【反省点】
客の作法。今一服、と、お先に、の時は、必ず一度左手で扱うこと!

【来月までにやること】
袱紗捌き、茶杓と棗を清める、の2つを復習してから!

来月も楽しみ!
「あたしが歌う時は、あたしを出すんだ。全部まるごと」


$tomomixの観劇レポート


とてもごぶさたしてしまいました。。。
ご無沙汰期間中に、かたくりの花の咲く頃、欲望という名の列車、(ほかにもあったかも。。。)
と観劇したのですが、なぜか書く気になれず。

でも今日のピアフは久しぶりに感涙。
でずっぱり、歌いっぱなしのしのぶさんの姿に、ピアフが憑依しているようで、
終わった後はちょっとぼーっとしながら日比谷を歩いてました。


■日時・劇場
11/4 14:00- シアタークリエ 13列-15番

なんていい席!!まん真ん中。
この劇場は初めて来たけど、舞台の金の縁取りや、ちょっとだけど
バルコニーがあるところ、など、程よくクラシックでとてもいいなと思いました。
席間隔が広めなのもGood!

■お芝居
若いころ、チャンスにうきうきする娘のピアフ。
愛しても愛しても結局無くしてしまう、でもそれなしでは生きられない。愛に苦しむ売れっ子時代。
怪我、中毒、病気に苦しむ時代。
若い鳥を育てる中年時代。

斜陽のころから見ているのが本当につらかった。
女中でいいからそばにいてほしい、さみしい。
薬に頼らないと歌えない、ステージに立てない、こわい。
でも、誰が泣くもんか、負けるもんか、ふんっ。
この辺が見ていて本当につらかった。

だからそのあとの「愛の賛歌」、「 いいえ、私は何も後悔しない」が実感を伴って届いてくるし、
感動しました。

あぁぁぁ、しのぶさん、すごい。。

紫綬褒章受賞直後ということもあるのか、客席は満員御礼。
終演のときはスタンディングオベーション。
本当に見に行ってよかった。

ほんとは10/29のチケットをとっていたのに、ダブルブッキングしちゃってなくなく売ることに。
でも今日のチケットと替えてもらえて行けました☆
○ケ○さん、ありがとうございました!!