2回目の月命日だった。
もう2ヶ月も経った。
警察、市役所、税務署、年金事務所等…色々大変な2ヶ月だった。
亡くなった事をしみじみ考えさせられる時間など取るなと言われてる様に慌ただしかった。
免許を返しに警察へ。
今は私の財布に穴の空いた父の免許証がある。
遺族年金の手続きに
病院横の年金事務所へ。
病院へ1月の入院費9日分の清算をしに行った。
市役所へ行ったり、
本籍が大阪だから区役所行ったり。
亡くなって銀行が凍結なったから、
財産分与の為に土地評価額の書類を取りに行ったり…
携帯解約しにいったり、
ガレージ解約したり…
生命保険の支払い手続きしたり。
香典のお返し買いにいったり…
一番大変だったのは確定申告だった。
でも、父を感じられる時間だった。
父が入院する前、八月から帳簿がつけれていなかった。多分八月から具合が悪かったのかもしれない。
毎日ちゃんと手帳にどこの現場、誰といって、いくら使ってとかこまめに書いてたのが、空白が多くなってた。
11月の手帳には今まで力強い字で書いてたのが、弱々しい文字になって走り書きがしてあった。
空白の4ヶ月の帳簿を家族3人で領収書とか通帳の記録で帳簿を作成。
いつもなら父が確定申告しに税務署へ行くが、今年から税理士先生に任せることにした。
先週確定申告も済ませられ、ようやく消費税の支払いも済ませられた。
母は父が亡くなってからこの確定申告の為に毎日時間を費やした。
そしてそれが完了した今、父が亡くなった現実に孤独や寂しさを感じている。
そんな母を私と弟でちゃんと支えなければと改めて思う1日だった。