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オリュンポスの精鋭部隊ESWATに所属するデュナン・ナッツと、大戦で体の大半を失いサイボーグ化したブリアレオス・ヘカトンケイレスは任務中のパートナーであり、恋人同士。オリュンポスで起こるトラブルを収めてきた。ブリアレオスが任務で負傷したとき、デュナンの新しいパートナーとしてテレウスが配属されることになったが、彼は生身の人間であった時のブリアレオスと瓜二つのバイオロイドであった。同じ頃、オリュンポスに見えない敵による攻撃が始まりつつあった。サイボーグが暴走するテロ攻撃が多発し、安全保障会議当日には人間までもが操られ、会議場目指して暴徒化!デュナンはオリュンポスを救うためにも全ての元凶を探し出し、戦わなくてはならない。

声の出演は小林愛、山寺宏一、岸祐二、沢城みゆき、五十嵐麗、高島雅羅、辻親八、加瀬康之、コング桑田、土師孝也、深見梨加

士郎正宗原作コミック「アップルシード」の3Dライブアニメ化した前作の続編。
デュナン以外の声のキャストは変更されている。
このHDアニメーションはブルーレイディスクで鑑賞するとより映像美が楽しめる。
プロデュースにジョン・ウー、音楽は元YMO、音楽監修に細野晴臣、プラダがデュナンの服のデザインを担当という豪華なスタッフによる製作と、気合は感じるのだが、まだこの手のアニメーション慣れしていない観客は飛びついてこなかったようで、前作の10%興行成績だったらしい。
確かに3Dゲーム慣れしている人ならいいが、そうでもない人にはなかなかキャラクターに感情移入するのは難しいかもしれない。でも「ベクシル」よりも繊細さは上で、デュナン、ブリアレオス、テレウスの三角関係というドラマも見せてくれる。アクションシーンもさすがジョン・ウーだ、と思わされるほど格好いいシーンも多いし、観続けていくことで面白味が徐々に沸いてくる作品。原作は2巻までしか読んだことはないが、本作を批判する気はあまりないし、前作よりはまだ楽しめた。

監督は前作共に荒牧伸志。2007年10月20日公開作品。


評価:★★★