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ローアー・キーといわれるキーウェストに近い島のひとつ、ビッグ・パイン・キーでUS1号線からキー・ディア・ブルーヴァードを右折する。この通り沿いのプラザの一店舗にキー・ディア国立野生保護区のビジターセンターがある。ここは他に3つの保護区(Crocodile Lake NWR, Great White Heron NWR and Key West NWR)の管轄でもある。

現在キー・ディアの数は700~800頭いると推測され、うちこのビッグ・パイン・キーとその隣のノー・ネーム・キーには600頭、100~200頭は他のキーに棲んでいるとされる。
希少種で、生活環境の喪失やハリケーンの脅威によって絶滅の危険性がある。
さらに現在の年間死亡率70%は違法な餌やりによって車に轢かれてしまうことだ。
J.N.”ディング”ダーリンでのトラムツアーのガイドが必死に話していたのを思い出したが、野生動物や野鳥への餌やりは生態に大きく影響を与えるだけではないということだ。貰い餌に慣れてしまった動物は警戒心を無くして道路へ出てきて事故死してしまう。それから動物(この場合はアリゲーターだが)は餌を与えた人間そのものが餌と一体だとして考えてしまうようで、次に人間を見たらそれは餌そのものだと思い、襲い掛かってくることもあるという。

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さて、ビジターセンターへ向かうとショッピングプラザの一角というちょっと珍しい場所にある。駐車場に車を停めると何やら周りをちょこまか走り回るのがいる。なんと野生の鶏がこの辺を住処にでもしているようだ。
ビジターセンターに入ると中はお手洗いとちょっとしたエキシビジョン、ブックショップがある。お手洗いは有難かった。レンジャーのいるカウンターでどの辺りへ行けばキーディアを観ることが出来るのかを尋ねようとすると、他の訪問者達が皆同じ質問をしていた。
主な場所は3箇所。このプラザのあるキー・ディア・ブルーヴァードをさらに北上すると左手にブルー・ホールという名の淡水池付近(一番上の写真)、それからさらに北上し島の北端の辺り。そして隣の島ノー・ネーム・キーのメイン道路であるワトソン・ブルーバードの東端だと教わる。
ただし昼間はあまり姿を見せないらしい。朝と夕方によく見かけるという。
よく考えてみたらウチの敷地内で見かける動物達も確かに朝か夕方以降に出没している。期待は禁物というわけだ。

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結論を言えば、3箇所のうち2箇所を見に行ったが、見つけることは出来なかった。やはり時間が悪いのだと思う。見る事が出来なかったら、ここのビジターセンターには剥製のディアが置いてあるので、これで満足するしかなさそうだ。よくみると本当に小さい。ネット検索すると、日本人観光客による旅行記で運よく見れた人が写真を掲載してるサイトがいくつかある。

ちょっとがっかりしながらも、再びUS1号線に戻ってキーウェストへ向かった。

つづく