3日目の続き

今日のスケジュールはややハードだ。もう一度やりたいか、と言われたら断る。最終日の今日のフライトが夜11時30分発なのだ。なので丸一日ここで過ごせる。問題はその後なんだけど。

いつもの「コートヤード・カフェ」へ。7時を過ぎてから行くとかなり混んでいる。今日はワッフルにしてみた。量的に調度良い。
少し待たされるとシュガーケーキが配られるようになっているらしい。上の砂糖の部分だけ除いて食べてみる。カステラっぽくていいかも。
チェックアウトを済ませた後、Jeepに乗って再び15号線北方面へ。すぐに分岐点があって95号線へ。これからデス・バレーを目指す。

ここからは平坦すぎる道なので、運転する方としては飽きるかもしれない。一応インディアン居住区と空軍基地の一部が見られるが、それ以外は何もない。
後からだから言えるのだが、デス・バレーへ行くのなら、ストリップを南下して160号線でレッドロック・キャニオン方面に行った方が景色的にいいと思う。
私はレッド・ロック・キャニオンもこの日の予定に組むつもりでいたが、ザイオンまでの距離と変わりないとはいえ、デス・バレーのほうが広大だ。時間的余裕がないと思って今回は残念ながらレッド・ロック・キャニオンはパスすることにした。
ここは行ったことがないので次回にぜひ立ち寄りたい。ここの州立公園は午前中に行った方が太陽の向きで美しい景色がみられるそうだ。距離もベガスから近く、気軽にレンタカーで行ける。

実は95号線から373号線へ曲がるところにあるガソリンスタンドまで地図なしできた。我ながら無謀ではあったが、ここにネバダ州が無料で発行している道路地図が置いてあったので有難く受け取る。
この地図は空港の案内所にも置いてあるので、レンタカーを借りる人は持っていくことをお勧めする。
レンタカーでくれる地図では私達が取ったコースまでフォローされてない。
ここからはデス・バレー・ジャンクションまでそう遠くない。
127号線に変わるとここはカリフォルニア州。この旅で4つ目の州を跨いだ事になる。
ジャンクションを右に行くといよいよデス・バレー国立公園の入り口だ。

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しばらく道なりに行くと、白い岩の高台が見えてくる。ザブリスキー・ポイントといわれるところ。
駐車場に車を停める。入り口のところで公園への入園料を払う機械が置いてある。自己申告制だが、払わないままでいると、あちこちで見回りをしているレンジャーに捕まって罰金も払わされるので、注意。
私達のようにナショナルパーク・パスを持っている人はそのままビジターセンターへ行き、そこでカードを見せれば入園証を発行してくれる。これは車のフロントガラスに貼る事。車一台で10ドル。
さてこの丘を歩いて登るのだが、急な坂道であるので、サンダルやハイヒール(公園にハイヒールで来る人はいないと思うが)だと登りづらいかも。登りきった先には広大な美しい風景があなたを待っている。

そのままビジターセンターへ。ここには展示物の他にデス・バレーを紹介した映画の上映もしている。時間のある人は見てみるといいかもしれない。
デス・バレー、死の谷と言われてるだけあってたくさんの人がここで何らかの理由で死んでいるようなイメージがあったが、実際ここでの死者は一人だけだそうだ。
それについての展示もあるし、ここを横切るのにどうやったのか工夫の仕方などがわかる。
さてここにもお約束スタンプはある。ここの店員さんに聞くと、イラストつきは全部のところにあるとは限らないのだそうだ。そしてステッカーも同様。デス・バレー専用ステッカーは売られていない。
代わりに切手ステッカーを貼る新たなコレクションブックを発見してしまった。もちろん買ってます。
(こういうのに弱いのです・・・)
絵葉書を買って先に進む。ここのビジターセンター付近にはRVパークがあり、追加料金を払えば泊まることが出来る。もちろんホテル、ロッジもある。一日で全部を見るとなると、ベガスからの日帰りは難しいほど広大。出来たらここで一泊したいところだ。

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さらに北に向かって運転すると、サンド・デューンズという砂漠が見えてくる。スターウォーズの撮影で使われた場所だという噂だが・・・?
二人とも初めての砂漠体験。なんだ普通のビーチと変わりないじゃん、とエド。
とりあえず記念に写真は撮って、そろそろ昼食にしようと思いその先のストーブパイプ・ウェルズ・ヴィレッジへ。ここには土産屋の他にレストラン、コテージなどがある。ここでサンドウィッチ&スープを頼む。スープはオニオンスープで味はまあまあだったが、サンドウィッチはおいしかった。ハムとターキーが選べる。お土産屋はネイティブ・ワークのクラフトものが主。結構こういうのが好きな私はネイティブ画のタイルを買う。カラフルで可愛い。

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エドはスコッティーズ・キャッスルへ行きたがったが、時間的にかなり無理がある。今夜はショウを見る予定もあったので諦めてもらった。
元来た道を戻るが、ジャンクションでさらに南下してデビルズ・ゴルフ・コースへ。
途中で野生動物2番目になるコヨーテを見かける。犬みたいで可愛い。エドがウチで飼いたいとか言ってる。昼間に道路わきに出てくるなんてね、と話していた。

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悪魔のゴルフコースという皮肉なネーミングのここはでこぼこした地面のこと。こんなゴルフコースではさぞ最悪だろう。水が干上がって出てきた白いもの、これは塩。元々海水がここにあったことを示している。ちょっと歩いてみるが、気をつけないと足をくじきかねない。

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その先のバッド・ウォーターへ。ここは北米で一番海抜の低いところ。駐車場の横の岩山を見上げると、山の半分のところに「海抜0」の表示。そうとう低いのがわかる。そしてここは数年前に最高気温54度を記録した世界でもっとも暑い場所とされている。
ここは名前の通り悪い水。塩水なので飲むのには適さないというわけだ。
デス・バレーにきたら必ず立ち寄るべき場所なだけに何台もの大型観光バスが停まっている。その中に日本人ツアーもあった。
ここは一面雪のように真っ白。もちろん雪ではなく塩。正直真夏には絶対来たくない場所だ。

そのまま178号線でショショーンまで行って公園敷地を抜ける。もう日は落ちかかっていた。
今晩観るショウはシルク・ドゥ・ソレイユのズーマニティ。ニューヨーク・ニューヨークで公演している。そのままホテルへ直行。
夕食の時間があまりないので、手っ取り早いバフェにしたかったが、同ホテルは朝食しかバフェがないので、唯一空いててすぐ食べれそうな中華チン・チンへ行く。バフェに飽きてたエドは喜んでいる。
エドはホット&サワー、私はワンタン・スープをカップサイズで頼む。それからメインにエドはチキンの炒め物、私はヌードルを頼む。スープはとってもおいしい。今まで北米で食べたどのワンタンスープよりも格別の美味さだった。
ただメインは1人で1皿はやや多いかもしれない。シェアしながら食べた方がいいと思った。
いかにもニューヨークスタイルな店の雰囲気もたまにはいいものだ。

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さてズーマニティのショウへ。入り口横にはマーチャンダイズのストアがあり、官能的なイメージで売りたいのか、ランジェリー類が主だ。こういうのが好きな人にはたまらないかも??
中へ入ると、色っぽい姿を描かれたTシャツを着ている座席係りが待ち受けている。後ろを向かれると思わずドキっとしてしまう。暗いのでなおさら本物に見えてしまう。
私達の席は2階席だが一番前。正面だったので悪くない席だ。時間スレスレで行ったのですぐに始まった。
女装したホステス(マダム?)がショウの進行役。セクシーな衣装をまとった出演者達を紹介し始める。
「いろんな愛のかたち」がテーマ。普通の男女からゲイ、レズビアン、老人のカップルによるアクロバットの演目。裸体によるアクロバットもあるが、前張りがついている。年齢制限があるのなら前張りをする必要があるのかどうかが疑問。不自然なのでちょっと気になった。
進行役のおネエ言葉に観客は大ウケ。英語力があるとこのショウはもう2倍は楽しめるはず。
別の面のシルク、と評されているだけあって、通常の彼らのショウとは一線をしいている。
私達はこれはこれで楽しめた。ただのお色気ショウではない。十分芸術性があり、コメディもある。
観客を巻き込むからこそ面白味も増す。とてもベガスらしいショウといっても良い。
一つはキャバレー的なものが観たかったので、これを選んでよかったと思った。

そのまま車でレンタカー返却に行く。そして空港へ。あっという間の4日間だった。やっぱり1週間はないと見たいもの全てを見る事は不可能なところ。そしてどこかの国立公園でも数泊してみたかった。
そうすれば少しは余裕があったかもしれない。グランド・サークルは新たな夢となったので、いつか実現したいと思う。

午後11時半に飛び立ったフライトはたった3時間半でワシントンDCに到着。時差を飛び越えたので朝の6時。まったく眠れないまま朝になってしまった。乗り継ぎは1時間程度のフライトだったが、家に昼に着いた時は二人ともそのままベッドで爆睡しました。深夜フライトには乗るものじゃないです。

おしまい。