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(ベラルーシ、ミール城)

私はキルギスでボランティア活動をしていた2年間、週に1回、ロシア語を習っていました。

日本でキルギス語を勉強して行っていた私が、ロシア語をゼロから習い始めて帰国直前まで続けていた理由を、当初は
「病院はロシア人が多いから」とか、
「医療用語はロシア語だから」とか、
仕事で必要だ!的な事を偉そうに言ってましたが。
実際は、ただの私の語学に対する異常な「習得欲」です。

その証拠に、ロシア語だけじゃなくてキルギス語も週1でやってましたから。

そして帰国後、せっかく勉強し始めたからモノにしよう!ついでにロシアも旅行しよう!
と、ロシアのロシア語留学を探してたら、たまたまベラルーシのロシア語留学を見付けたので、ベラルーシに行く事にしました。

ベラルーシとか、この先わざわざ行きそうにないから~!(^^)

しかもベラルーシは、ロシアで留学するより断然安いです!
学費も生活費も安くて、治安も良いです!
国土の約半分が森林だそうで、自然豊かです!

私は9月後半に首都のミンスクに着きましたが、秋がとっても綺麗でした。


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首都ミンスクにある、ベラルーシ国立大学の国際関係学部の中に、留学生のためのロシア語コースがあります。
名門大学での留学が、年額約36万円!安!
私は3ヶ月コースなので、少しだけ割高で約10万円。
学生寮に住みます。


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(学生寮)

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(3人部屋)

寮の家賃は、月額2千円か3千円くらいですかね?
なんか、家賃を払うのとか、学費を払うのとかベラルーシのシステムが複雑過ぎて、何代を払ってるのかよく分かんないです。
要領悪いのに、やたら厳重なので、一つの手続きにかかる時間と手間がすごいです。

大学への入学手続きした時も、学部前で担当者が来るのを50分待って、1人目の手続きが済むのを40分待って(遅過ぎて、中でランチ食べてるのかと思いました)、2人目を30分待って、やっと私の番が来て、
担当者のおばちゃんのとこに行ったら、

「3ヶ月のロシア語留学ね。ロシア語は少しは分かるの?英語は?あ!そーいえば、私、日本語少し知ってるのよ!えっとね、アリガトウでしょ。あと、えーっと。コンニチハ。これ、ハローって意味でしょ?他にも知ってたんだけど、忘れちゃった。グッバイは日本語で何て言うの?」
「さようなら…

って…。

世間話してるじゃん‼
だから、1人に30分も40分もかかるんじゃん‼
まだ廊下であと5人待ってんのにっ‼
o(`ω´ )o

このダラダラしたおばちゃんの今日の仕事は、私の書類を受け取って、滞在登録をするために大学から紹介状を出すために大学に払う金額が書かれた紙を私に渡す事です。


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この、メモみたいな紙切れ(金額、手書きだしね)を持って指定の銀行の窓口で紹介状を出してもらうためのお金を払います。
9月は新学期シーズンで銀行も留学生で長蛇の列です。
この日は銀行の営業時間内に間に合わず、次の日、朝イチで銀行に行ってお金を払います。
領収書を持ってまたおばちゃんのとこに行きます。
おばちゃんの勤務時間は9時からなので9時に行ったら、

おばちゃん「あらー。ちょっと今、時間ないのよー。明日の午後にもう1回来てくれる?」
私「えー!明日?しかも午後?午後に来るとすごい並ぶじゃん。今じゃダメなのー?」

この後、今、留学生がとても多いこと、ベラルーシはビザとか滞在登録がすごく厳しくて罰金もあること等々、10分くらい話して、
「分かったわ。明日の朝9時に来てちょうだい。」
って事になりました。

てか、今の10分の間に出来たんじゃないの、紹介状の発行手続き。
これで、明日、手続きが5分以内に終わったらデコピンする…
って思いながら次の日の朝9時に行って、おばちゃんに領収書を渡したら紹介状をくれました。

「これ持って滞在登録センターへ行ってね。ご苦労さん。」

は!!!
手続き、2秒っ!!
絶対、昨日出来たっしょ、これ!!
デコピンどころじゃないわ!!

あ、でも待って。
この紹介状が昨日はまだ出来てなくて、今朝までに作ってくれてたのかもしれない。

ん?でも、これ、私、初日に見た気がする。
ここ、私のサインあるし。

だめだ、訳分からん。

キレる気も失せて、紹介状を持って滞在登録センターへ行きました。
センターでも長蛇の列を待って滞在登録が済むと、晴れてベラルーシに滞在出来るようになります。
「滞在登録終わったよー」って、またおばちゃんのとこに行くと、学生寮に入るための手続きを始めるための、健康診断を受けるための紹介状を出してもらうためのお金を銀行で払うための金額が書かれたメモを渡されます。

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入学手続きはその後!!

どうなってるんでしょうか、この国。
おばちゃんだけが要領悪い訳じゃなくて、銀行も滞在登録センターも学生寮もみんなこんな感じなのです。
国民全員が頭悪いとは思えないので、何か理由があるんでしょう。
旧ソ連の国だから?
謎です。

でも、事務手続きが全て終わって10月に授業が始まってからは毎日楽しいです!

「授業がキノコ狩りに変わる」

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「授業がベラルーシ文化体験に変わる」


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「授業がチョコレートアート見学に変わる」

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(野菜もペンギンもピアノも、全部チョコレートで出来ています!)

「プレゼンテーション大会で、3位になる」
(6人中の。笑)

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「国立図書館の見学も行く」


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(国立図書館。変な建物…。天気も悪くて、もうバイキン城にしか見えない。)

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午前は、会話と聴解がメインの上級クラスです。
午後は、文法と読解がメインの中級クラスです。

どっちも、ロシア語とロシア文学のプロの教授による為になる授業で、私のロシア語力も随分伸びています。
クラスメートは9割中国人で(笑)、みんな真面目で優しくてとっても楽しいです。
ただ…、テキストにちょいちょい出てくる強い「ロシア愛」が鼻につきます。

ロシア語を勉強しているからって、みんながガガーリン(ロシアの宇宙飛行士)を崇拝してるとは限らないし、みんなの愛読書がプーシキン(ロシアの詩人、作家)とは限らないと思うんです、私。
(レーニンにいたっては、神扱い常識のため、もはや話題にも出ません。)

特に、午後の読解クラスが悲惨です。
ここ最近のテキストのテーマは、「ロシアの外交政策」です。
日本の外交政策についても知らないのに、今私はロシアの外務省についての論文を読んでいます。
時々、授業中に「日本の場合はどうですか?」って聞かれます。
最悪です。

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ロシア語を勉強している日本人だからって、2003年に策定された「日露行動計画」について知ってるとは限らないんですよ!
初耳、初耳!その計画!

小論文が宿題になったので、そのなんとか計画をネットで調べてみたんですが、

「行動計画:なんとかなんとかにおける問題の解決策を用意することに合意する。」
解決はせんのんかい!

「行動計画 : なんとかなんとかにおいて、協力の雰囲気を維持することが極めて重要であることを確認する。」
それ、一瞬で出来るわ!

と、非常にイライラします。
だから、政治経済、嫌いです。

でも、語学は好きなので、大量の宿題、全部やります。

この前はクロスワードの宿題がありました!
教授「これはゲームですから。楽しんで下さいね。」


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横 5番 : 統合
横 7番 : 外務省
縦 17番 : 相互利害
縦 18番 : 戦略

…全然楽しくない、このクロスワード。

このまま行くと、私、帰国後、居酒屋で飲みながら、
「北方領土問題を含めた、昨今の日露関係についてどう思う?」
とか言い出しかねない。