イメージ 1

(ベラルーシ 首都ミンスクの駅前)


ベラルーシでのロシア語留学を終えて、1月12日に帰国しました!

ベラルーシ滞在の感想をまとめると、

・自然豊かな綺麗な国でした。

イメージ 2

イメージ 3

イメージ 4

イメージ 5

・手続きは面倒だけど、安い学費で質の高いロシア語留学ができます。

イメージ 6

・教授とクラスメートに恵まれて、楽しい3ヶ月でした。

イメージ 7

イメージ 8

イメージ 9

イメージ 10

・物価が安くて助かります。

イメージ 12

イメージ 11

・でも、美味しいものは少ないです(外食)。
色々試して回った結果、一番美味しかったのはトルコレストランのトルコ料理でした。

イメージ 13

イメージ 14

・学生寮も安い(2,500~3,000円/月)。

イメージ 15

・でも、安い分、設備も微妙。

・さらに寮長はじめ、スタッフが威圧的。

・一般の人も舌打ちとかよくする。

・お店の人、すぐ怒鳴る。


先月、ベラルーシ国立大学の学生寮に住んでいた院生が、寮の部屋の「寒さ」と「ゴキブリ」に対する苦情をメディアに流した1ヶ月後に、大学院を退学になると言うニュースがありました。
苦情の内容も退学になった事実も、「うん、分かる。あり得る。」と納得してしまう、そんな国です。
ベラルーシは未だにソビエトの匂いがプンプンします。

と言う訳で、同じ旧ソ連の国を比べると、ロシア語留学はベラルーシで正解だったけど、国としての魅力はキルギスが断然上!
ロシアは観光で十分。
と言った感じです(^^;;

さて、私のベラルーシ滞在ビザは12月22日までありましたが、寮の退寮日が12月20日になっていたので(てか、何で勝手に20日とかになってたのか謎ですけどね。もういーですけどね…)、20日にベラルーシを出国する事にしました。

イメージ 16

イメージ 17

これは、私を励ますために寮でオマーン伝統のお香を、焚きすぎて私の部屋をアラブの煙だらけにしたムハマドという男です。
この、オマーン生まれイギリス国籍でスーダン人のムハマドと、出国日が一緒だったついでに旅に出ることになりました。

まず、ベラルーシから夜行バスでラトビアへ。

ラトビアの首都リガ。

イメージ 18

イメージ 19

イメージ 20

イメージ 21

リガから電車でユールマラ市へ。

イメージ 36

イメージ 37

ここはバルト海沿岸のリゾート地です。

イメージ 38

イメージ 39

波、凍ってます。

イメージ 40

ビーチでスキーしてます。

イメージ 41

真冬にこんなとこに来て、私らは何を見ようとしたのか。


ラトビアからバスで5時間、隣の国リトアニアへ。

リトアニアの首都ヴィリニュス。

イメージ 22

イメージ 25

イメージ 26

イメージ 30

ヴィリニュスの町中にある、どこかの画家が勝手に作ったウジュピス独立共和国。
この橋が国境ですが、パスポート、ビザは必要なし。
イメージ 23

その代わり、橋の手前にある標識には従わなければいけません。

イメージ 24
(標識、左から)
・国内ではいつも笑顔で。
・時速20㎞制限。
・独創性を持ち続けよう。
・川にダイブ禁止!

共和国内はこんなことになっています。
イメージ 27

イメージ 28

イメージ 29

憲法もあります。

【ウジュピス共和国憲法】
1.誰にもヴィルネーレ川のほとりに住む権利があり、そしてヴィルネーレ川には皆のそばを流れる権利がある。
3.誰にも死を選ぶ権利があるが、決して義務ではない。
9.誰にも怠けて何もしなくてもいい権利がある。
10.誰にも猫を愛し、世話をする権利がある。
13.猫には飼い主を愛する義務はないが、必要とされたら飼い主を助けなければいけない。
28.誰でも持っているものを分け合うことができる。
29.持っていないものは分け合わなくていい。
33.誰にも泣く権利がある。
などなど。

噂によると、現在国を治めているのは猫だとか…。


リトアニアから飛行機でトルコのイスタンブールへ。

イスタンブール。

イメージ 31

イメージ 32

イメージ 33

イメージ 34

トルコはご飯が美味しいから嬉しいなー!

ところで、24歳スーダン人のムハマドは、お坊ちゃん育ちで甘えん坊の上にアフリカ気質のダラダラ人間なので、一緒に旅行してると非常に手がかかります。

ベラルーシにいる時も、何人かで学生ツアーに参加する事になって、私ともう1人の日本人が心配して前日、
「明日、朝8時に寮を出発するよ?大丈夫?起きれる?起こそうか?」
と部屋に聞きに行くと、

ムハマド「わあ!心配して来てくれるなんて、ありがとう!2人ともなんて優しいんだ!今日、カタールの家族に電話するから早速日本人の優しさをママに伝えるよ!」
私「え、カタール?オマーンじゃなくて?てかスーダンじゃなくて?いや、いーやどこでも。それより明日出発8時ね。何時に起こして欲しい?」
ムハマド「ありがとう!!じゃあ5時にお願い!」

私「え、何時?」

ムハマド「5時。」

私「5時?朝の??
話聞いてた?明日ここを出るの8時。ムハマド、何時に起きたら8時に間に合う?」

ムハマド「……5時。」

ア、
アホかーっ!!

ヽ( ̄Д ̄)ノ

8時出発で、なんで5時起きになんの!?
朝から3時間も何すんの!?
5時とか私が起きてないわ!!!

意味分からんので、6時半のモーニングコールに妥協してもらって(それでも十分早いけど!)、次の日6時半に起こして、8時に部屋に行ったら、

ムハマド「おはよう、みんな!もう行くの?ちょっと待って!5分待って!すぐ終わるから!」
私「ムハマド、準備出来てないの?6時半に起きたよね?二度寝したの?」
ムハマド「してない、してない。ちゃんと起きたよ。今、ズボンにアイロンかけてるんだ」
(^^)

聞き間違いかと思って部屋の中を覗いたら、本当にズボンにアイロンかけてました。
全員が殺意を覚えました。

そんな感じなので、ムハマドとの旅行中、自分の時間をムハマドのために無駄にする事がないように極力放ったらかしにしてきましたが、
1週間一緒にいてやっぱり少し疲れてきた私に、救世主が現れました!

イスタンブールの橋の上でたまたま知り合った、ペルー人のステフです!

イメージ 35

初めてのトルコ1人旅で心細いので、私たちと一緒に観光したいって言ってくれたのですー。

ステフは可愛くて元気でめちゃ良い子です。
ステフがイスタンブールについて色々調べてきてたおかげで、3日間とても充実した観光になりました。

『ガラタ塔』

イメージ 43

『アヤ ソフィア』

イメージ 42

『ブルーモスク』

イメージ 44

イメージ 45

『バシリカ・シスタン(地下宮殿)』

イメージ 46

イメージ 47

『オルタキョイ』

イメージ 52

この後、ステフはフランスへ行き、ムハマドはギリシャとブルガリアに少し寄ってカタールの親戚の家へ行き(地元、結局どこなん?)、私はトルコの首都アンカラから世界遺産カッパドキアへ行きました。

トルコの首都アンカラ。

イメージ 48

イメージ 49

イメージ 50

大晦日はアンカラにいたんですが、風邪を引いてるのに最初のホテルが煙草臭くて眠れず、ホテルの周りも寂しくて美味しいものも見つからず、心を病みました。
このままでは病気になる!正月は贅沢しよう!と思って一泊6千円の五つ星ホテル(安いね、贅沢が)に移ったら、とっても素敵なホテルで、地下にプールとサウナもありました!

イメージ 51

風邪引いてるのに、正月からプールで泳ぐとかバカ過ぎます。
バカ過ぎたので風邪が治りました。

元気になって、カッパドキアへ!

イメージ 54

イメージ 53

イメージ 55


ここから、ベラルーシでのクラスメート、中国人のジュアンに誘われて、「ワインの国」憧れのジョージア(グルジア)へ!

イメージ 56

イメージ 62

バトゥミと言う町。

イメージ 60

イメージ 57

ボジョミという場所。

イメージ 58

イメージ 59

ジョージアの首都トビリシ。

イメージ 61

イメージ 63


トビリシからもう一度イスタンブールに戻って、グランドバザールへ。

イメージ 64

イメージ 67

イメージ 65

イメージ 66


2泊した後、イスタンブールからモスクワ経由で成田へ帰ってきました。

留学後からが長かったですねー。

で、今、週3日のパートをしながら、ロシア語能力検定の勉強とTOEICのテスト勉強をしながら、日本語講師の通信コースを取っています。


今年、2019年は。


私。


日本にいます!!
( ̄^ ̄)ゞ