こんにちは。ともみ鍼灸院です。
今日は前回の記事の続きです 津液の変調による症状(津液不足)①
東洋医学の身体を動かす基本要素の、気・血・水(津液)の「津液」が停滞した時の事を書いていきます。
身体の中の水分「津液」の流れが悪くなり停滞すると、粘り気のある「湿」というものに変化します。
「湿」は文字通り身体に湿気が溜まっているような状態で、むくみが出たり、関節に水が溜まり腫れたり、身体が冷えて下痢を起こしたりします。
「湿」が停滞しつづけると、それよりさらに粘り気のある「痰」という状態になります。
「痰」はさらに粘り気のあるものなので、停滞した所にしつこい症状を引き起こします。
なかなか取れない咳になったり、心臓に水が溜まるのも津液の停滞です。
粘り気のある「痰」はさらに停滞し続けると熱を生み、身体に更に悪い影響を及ぼします。
停滞した津液の流れを鍼灸で良くしてあげる事ができます。
ともみ鍼灸院の詳細は ともみ鍼灸院ホームページ