こんにちは。ともみ鍼灸院です。

今日は専門学生時代に体験したすごい先生のすごいお話です。

すごい先生とは安雲和四郎先生の事です。私が卒業した鍼灸の専門学校、森ノ宮医療学園専門学校の当時は校長先生で、その後森ノ宮医療大学の副学長をされていた先生です。

今でもとても尊敬しています。

残念ながら、2014年の12月31日に逝去されました。

 

私が入学した年はちょうど専門学校に新しく「アドバンスコース」という科が新設された時。

「昼間部」「夜間部」と違い、朝から夕方まで授業がありました。

その時の先生方の気合いの入りよう、熱量は学生ながらに感じていました。

「鍼灸専門で食べていける鍼灸師」「病院の中でも働ける鍼灸師」

「鍼灸だけで治せる鍼灸師」と、先生方が結束して良い人材を育てようとして下さっていたのがよく分かります。

そのお陰だと思いますが、当時の同級生の方は今でも「鍼灸」に思い入れがあるのか、「鍼灸」だけで治していこうと、マッサージ師や柔道整復師の免許を併用せず(あるいは免許を持っていても)、「鍼灸」の腕を磨き日々臨床に励んでいる方が多い印象です。

鍼灸業界は離職率も高いですが、頑張っている同級生がたくさんいます。

 

その頃に校長先生をされていた安雲先生。

女性に優しく男性にはちょっと厳しい先生でした(笑)。

アドバンスコースクラスの女性だけ校長室にお呼ばれし、お茶とケーキをごちそうになった事もあり、校長室でどじょうを飼っていたチャーミングな先生。

プライベートでも一度、同級生の仲の良かった女性と一緒に食事に連れて行ってもらった事もありました。


そんな先生だったので、とても偉い先生なのにフレンドリーで生徒にも人気があり、私も可愛がってもらいとても良くしていただいて、卒業後も学会でお会いする度に「久しぶりやな!元気してたか?」と声をかけていただいていました。

 

ブログ記事に何を書こうか考えていた時にふっと先生の事を色々思い出したので、そんなお世話になった安雲和四郎先生のすごいエピソードを書かせてもらおうと思います。

 

 

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