前回はオリジナル図形保存用ファイルを使って、オリジナル図形を管理するという内容でした。
そこで出た問題点は以下のようなものでした。
・オリジナル図形が少ないうちは1つの保存用ファイルで管理できるが、多くなると分類するために多数の保存用ファイルが必要になってしまう。
・こうなる原因は図形を独立した図形ファイルとして保存できない事にある。
・wmfやemfで図形をファイル化できるが、扱いがとっても面倒。
考えた結果、
「パワーポイントには図形をファイル化する機能が無いのだから、ツールを作るしかない」
という結論に達しました。
ツールの要件
1.図形をそのまま独立した図形ファイルとして保存できる事。
2.図形ファイルを簡単にパワーポイントに取り込める事。
3.パワーポイントに取り込んだら、すぐに編集できる事。
4.保存した図形ファイルを簡単に管理できる事。
この要件を満たすように、作ったのがWeAutoShapeです。
パワーポイントとWeAutoShape間の操作
パワーポイント図形の取り込みは「保存する図形」をパワーポイント上でコピーし、WeAutoShapeに貼り付けるだけです。
WeAutoShapeからパワーポイントに持ってゆくには、WeAutoShapeで管理している図形をコピーし、パワーポイントに貼り付けます。
つまり、パワーポイントとWeAutoShape間はコピペするだけなのでとっても簡単です。
パワーポイントに貼り付けた図形は、パワーポイント上で図形をコピペした時と同じになります。
このため、貼付け後、すぐに編集ができます。
オリジナル図形の管理
オリジナル図形をパワーポイントファイルで管理すると、図形が大量になった場合、分類するために管理用ファイルが増える事は既に書きました。
WeAutoShapeは図形をファイル化できるため、フォルダで分類し管理できます。
そして、WeAutoShapeでは、そのフォルダ構成（分類構成）が、画面左に表示されます。
フォルダを選択すると、そのフォルダに入っている図形ファイルのイメージをサムネイル表示します。
これにより、すぐに図形を見つけ、パワーポイントにコピペして短時間でオリジナル図形を使う事ができます。
大きなサムネイル表示
フォルダに入っているオリジナル図形をサムネイル表示するので、「パワーポイントの図形選択」より大きく図形を表示します。
大きなサムネイル表示ですから、最近小さいものが見えなくなった、などの理由で図形の選択がしずらい場合にも図形を簡単に見つける事ができます。
よく使う図形を保存しておくホワイトボード機能
良く使う図形、テキストボックスの設定であるとか赤丸・赤四角などを保存しておくために、ホワイトボードが用意されています。
また、ホワイトボードに貼り付けた図形からファイル化する事ができます。
タグ機能
管理しているオリジナル図形ファイルにタグを付ける事ができます。
例えば、花というフォルダに花の図形ファイルをいれておくとします。
花には色があります。なので、タグに赤・黄などの色を入れておくと、絞り込み検索ができます。
フォントサポート
パワーポイントのフォント部分は入力できるようになっています。
これは何故だと思いますか？
テキストボックス等の文字列を選択して、フォント部分に「メイリオ」などのフォント名を入力すると、文字列はそのフォントになります。
でも、フォント名を正確に憶えておくのは大変ですし、入力するのも大変ですよね。
フォントサポートではパワーポイントのフォント部分に表示されているフォント名をコピーし、フォントサポートに貼り付けると、フォント名を保存しておく事ができます。
良く使うフォントをフォントサポートで憶えさせておけば楽にフォントを設定できます。
フリー版と製品版
実は、フリー版は既にベクターに登録してあり、配布を開始しています。
フリー版・製品版共に基本図形が付属しています。
フリー版と製品版の違いは？
フリー版には図形ファイルを作る機能がありません。
それって、意味無くない？と思われたかも知れません。
フリー版にも基本図形が添付されているので、少なくとも「大きなサムネイルで画像選択」はできます。
また、ホワイトボードは自動的に保存されますので、20個のオリジナル図形をホワイトボード上で保存できます。
オリジナル図形は私の図形ファイル販売サイトで購入するか、
あるいは、現在構築中のミッションサイトでゲットしする事ができます。
フリー版のダウンロード、製品版やオリジナル図形の情報はこちらです。
http://www.goods-cube.jp/weAutoShape/basic/index.html
LINE@登録キャンペーンを考えています。
登録いただいた方には割引クーポンを発行予定です。
キャンペーンにつきましては再度お知らせします。
よろしくお願いいたします。
