パワーポイント付属の図形は以下のように接続点の数が決まっています。

四角形の場合は上下左右の4点です。

でも、複数の接点が欲しい場合があります。


上図を見ると、左の四角形は右辺に2つの接続点を持っているのが判ると思います。

このようにするにはどうしたら良いかを説明します。


実はこれ、ある事を知っていればすごく簡単です。
それは「頂点は接続点になる」というものです。
では、四角形を多接点図形にしてみましょう。
手順
(1)四角形を置きます。
(2)四角形の上で右クリックし、頂点の編集を押します。

(3)接続点にしたい部分で、右クリックし、「頂点の追加」を押します。

もう一つ追加してみます。

(4)完成です。

 

どうなったか、線を近づけてみます。

右辺に4つの接続点が出来ているのが判ります。

 

これを行うに際して注意する事は以下になります。
・元々あった接続点が無くなる。

四角形の規定接続点は上下左右です。頂点を編集すると、頂点が接続点になります。

・頂点を追加すると図形が歪む。

(1)これは図形が小さい場合に起こります。拡大して編集します。歪んでしまっている場合は頂点を左右にドラッグし、直線を示す点線が出る位置に移動します。
(2)以下のような歪みが出る場合

この場合は頂点の編集モードにしてから、歪んでいる部分で右クリックし、「線分を伸ばす」を選択します。

 

 

では、左右同じ高さに接続点を作るにはどうすれば良いでしょうか。

 

 

上図のように補助線又は補助四角形を使い頂点を編集する図形を最前面に持ってくると楽にできます。

(補助線または補助四角形との交点が追加する点なわけです。)

 

但し、この方法には1つ問題点があります。

接続線として「カギ線」を使うと、右側は良いのですが、左側が右からの回り込みになってしまいます。

これを回避する方法はありません。

 

いろいろな図形で多接点化できますので、試してみて下さいね。