新年の準備にカレンダーを作ってみましょう。
えっ、遅いっですって?
簡単ですから、今から作っても間に合いますし、プレゼンでも使えますから、是非。
パワーポイントの標準4:3レイアウトはA4横になっています。
※「デザイン」-「スライドのサイズ」-「ユーザー設定のスライドのサイズ」で確認できます。
なので、A4横でカレンダーを作るイメージで作って下さい。
A4縦にしたい倍は「ユーザー設定のスライドのサイズ」で、「印刷の向き」の「スライド」を縦に設定します。
A4縦にする場合編集しずらいので、まずA4横で作ってからA4縦のスライドにコピペした方が良いでしょう。
手順
1.表を挿入します。
「挿入」-「表」で8行×7列を作ります。この例では年月までを1つの図形にします。
(年月がいらない方は7行×7列で表を挿入します。)
2.表を選択した状態で、「表ツールデザイン」-「表のスタイル」でプレーンな表を選びます。
3.年月を入れるために先頭の行のセルを結合します。
(1)先頭のセルを全て選択し、右クリックして出るメニューから「セルの結合」を選びます。
(2)先頭セルの上・右・左の罫線を消します。
まず、上の罫線を消します。
一番上のセルを選択し、入力状態にします。
「表ツール」-「デザイン」-「罫線」とすると「上罫線」が選択されていますので、クリックして選択を外します。
(何故か2回行わないと消えません。)
同様に左・右と消します。
これで一番上に年月を入力する準備が出来ました。
とりあえず、19XX年XX月と入れます。
4.二番目の行に曜日を入れてゆきます。
(1)それぞれに曜日を入力します。この時、左寄せになっていますが、構わず入力します。
(2)セル全体を選択し、「ホーム」-「段落」-「中央揃え」を選択し、曜日それぞれをセンタリングします。
(3)好みによって日と土のフォント色を変えます。
(4)日付セルと別の背景色にする場合は曜日行のセル全体を選択し、背景色を設定します。
5.日の欄を作ります。
(1)フォントの大きさは関係なく日を入力します。
(2)日の行全てを選択し、「ホーム」-「段落」-「中央揃え」を選択し数字をセンタリングします。
※この段階で図形を保存しておくことをお奨めします。
この段階での図形は基本となり、ここからカレンダーのバリエーションが派生させられるためです。
(3)追加文字を入力できるようにするには、先頭列に改行を入れます。
これで、ひと月分のカレンダーが完成しました。後は12か月分作るだけで、カレンダーが完成します。
6.A4縦にして、画像を貼り付けて画像カレンダーにしてみます。
(1)新しいプレゼンテーション(ファイル)を作成します。
(2)「デザイン」-「スライドのサイズ」-「ユーザー設定のスライドのサイズ」を選び以下のように設定します。
スライドのサイズ指定:画面に合わせる(4:3)
印刷の向き-スライド:縦
(3)「ホーム」-「レイアウト」-「白紙」として最初に設定されている部品を作るのには余計なものを無くします。
A4横で作ったカレンダーをコピペします。
通常はコピペするといい感じの大きさで貼り付けられますが、好みに応じて大きさを調整下さい。
縦横比を維持するためにShiftキーを押しながら右下をドラッグする事をわすれないで下さい。
(4)画像を貼り付けます。
これで完成です。
いかがですか。簡単ですよね。
これを知っている或は持っていると、プレゼンテーションでカレンダーが必要な時サクッと作れます。
是非、作っておいて下さい。