工具マークを作ってみます。

このマーク、IT系の方はお馴染みですよね。

IT系でなくても「ツールを使う」という意味でスライドに使えます。


工具マークを構成する部品を考えてみます。

頭の部分は丸から屋根のようなものを切り取れば良いですよね。どこかにあった気がしませんか?

ブロック矢印の「五方向」というのがそれです。

 

胴体部分は以前描きました角丸四角形の変形で作れます。

おしりの丸は、まあ丸ですね(笑)

 

と言う事で4つの図形を組み合わせて作れることが判ります。

 

手順

1.頭の部分を作ります。
丸は問題無いでしょう。
(1)五方向ですが、右の黄色いハンドルを使い、三角部分を緩やかにします。

(2)丸と五方向の枠線を無しにします。
(3)丸の上に五方向を乗せます。

(4)両方の図形を選択し、「描画ツール書式」-「図形の結合」-「切り出し」と選択し、丸から五方向を分離します
これで頭の部分が出来ました。
(頭の部分以外はいりませんので、削除します。)

2.胴の部分を作ります。
(1)角丸四角形を変形し、長方形の左右に半円を付けたような図形にします。

(2)頭の部分に合わせて細くします。

(3)おしりに丸を乗せますが、この時胴の部分とおしりの丸の枠線を無しにします。

(4)胴の部分→丸の順で両方共選択します。

(5)「描画ツール書式」-「図形の結合」-「型抜き/合成」と選択します。丸が胴から抜かれます。


3.頭と胴を付けて完成させます。
(1)頭と胴を付けます。この時、胴の左側が頭で隠れるようにします。
また、胴の長さを適宜調整します。

頭と胴をグループ化すれば完成ですが、1つの図形にするには以下の操作をします。
(1つの図形にする場合、この段階での図形を保存しておいた方が良いです。1つの図形にすると胴の長さを変更できません。)
(2)頭と胴の両方を選択します。
(3)「描画ツール書式」-「図形の結合」-「接合」と選択します。これで1つの図形になります。


いかがですか。
難しそうに見えても、部分部分を分解して作り、仕上げに結合すれば人工物は簡単に作る事ができます。
実は、自然物は数段難しくなります。自然物については応用編で説明しますね。
そうです。現在は、まだ基本編なんですwww