図形には3種類あるのをご存知でしょうか。
1.拡大/縮小のみできる図形
2.拡大/縮小+角度の変形ができる図形
3.フリー曲線などの不定形図形
ドローソフトとしてパワポを使う場合に、最も重要な図形は「2.拡大/縮小+角度の変形ができる図形」です。
なぜ、これが重要かと言うと、角度の調整ができるからです。
調整ができるとなぜ便利なのでしょうか。
例を挙げてみます。
以下の図形は単一図形ですがどう作ったと思いますか?
似たような図形でフローチャートに端子があります。
これを横に伸ばすとどうなるでしょうか。
伸ばした時に両端の円が崩れてしまいます。
先ほどの図形を横に伸ばしても崩れません。
実はこの元になる図形は角丸四角形なのです。
左上にある黄色いポチ(ハンドル)を右にスライドすると、円のようになります。
その後、幅を広げると上のような図形になるのです。
角度が変更できる場合は、図形を選択すると、図形の周りに黄色いポチが付きます。
2つ付いているものもあります。
このように角度が変更できる図形は角度を変更する事で色々と活用できるのです。
私が一番活用しているのは、波線です。
これは2つのハンドルがあります。
左上は波の角度を、下は左右の角度を変更できます。
これがなぜ重要なのかと言えば、S字曲線を表現できるからです。
植物などはS字曲線がかかせませんし、人工物でもS字曲線を使った物がたくさんあります。
波線と円を組み合わせると色々な形を作れます。
是非試してみて下さい。
応用例は今後中級レベルで記述します。
今回は初級レベルですので、ハンドルを持つ図形は貴重なのだという事を憶えておいて下さい。
では。
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