アンニョンハセヨニコニコ

前回の連休初日5/27の続きです。

『大切なお客様が来るから、12時半までに帰ってこい』とオモニに言われていたため、
まだまだ絶対釣れるのに、釣り終了もやもや

 
午前中の釣りの様子はこちら下差し



ぶっ飛ばしてオモニ宅へ🚗💨💨


"大切なお客様" とは?
韓国語でいう "고모 / コモ" 
父方のおばさん = 父親の姉や妹 

そう!アボジのお姉さんだそうです。
お姉さんといっても、양형제 (養兄弟)
実際に血の繋がっている姉ではなく、養子に入ったお宅のお姉さん。

このブログで、
オモニ宅のご先祖様は非常に複雑
娘しか産まれなかったハラボジ
のことを書いていますが、

"娘しか産まれなかった"のその娘が、今回のお客様。
娘と言っても、アボジよりも一回り以上も歳上の90過ぎのハルモニです。


*地域にもその家系にもよりますが、イエを継げるのは直系男子のみ。娘は何人いてもダメです。跡継ぎにはなれません。歌舞伎の跡継ぎみたいな話ですが本当です。
昔、保守的な地域で当たり前だったようです。
実際、現在でも"男子優位"なことは、韓国で生活していると、時々出くわします。


ハルモニの話に戻ります。

ぶっ飛ばしてオモニ宅に帰ると、
少し腰の曲がった小さいおばあちゃまがいらっしゃいました。
ハルモニと言うよりも"お上品なおばあちゃま" 
ばあさんでもなく、おばあちゃま。

服装も持ち物の小さなバックも、ふんわりとセットされた髪型も、蔚山に住んでいるのにキョンサンドなまりではなく、綺麗な言葉使いも所作も全て、どこか品があって、落ち着いたおばあちゃま。

ほんとにアボジのお姉さん?
目目
と疑いたくなるような方。
←実際には血縁関係はなく、他人だったのだから、まぁそりゃそうだわね真顔

キョンサンドに多く生息している、
"訛りがすんげぇ、パンチパーマハルモニ"とは全く別の生き物。

このコモと、ジャスミンは初対面。
『コレはマンネ(末っ子)の嫁だ。日本人だ』とオモニに紹介され、
ペコリ🙇‍♀️と挨拶。

挨拶もそこそこ、昼食の準備をするぞ!と言われて、オモニの助手です。
←本当は、こういうのは"兄嫁の仕事"でしょうけど、肉食家族はこの連休は安眠島へ旅行中もやもや
15.6年ぶりにコモが来るというのに、嫁不在
だとマズイので、"絶対に帰ってこい"としつこく言われたのでしょう。

料理はほとんど、オモニが作ってくれていたので、ジャスミンは盛り付けて運ぶだけてへぺろ
ジョンをこんなに焼いて、チェサみたいですね。


甘辛のプルコギがメイン料理です。

ナムルもいろいろ。

アボジは挨拶はしたようですが、部屋から出て来ずもやもや
90過ぎたお姉さまが来てくれているのに、食事の席には同席しませんでした。
←こういう人なのよおいでおいで
もとからコミュニケーション能力に難ありの人だと思ってました真顔

このコモ、腰は少々曲がっているけれと、しっかり歩いて、お元気そのもの。耳もしっかりしているようでよく話すし、何でもよく食べるもぐもぐもぐもぐ

そして、お上品な話し方で、なんでもよく誉める!おかずもひとつひとつ맛있다!맛있다!と誉めるし、
オモニが謙遜して、『家にあるものだけで作ったので、田舎料理ですよ。これくらいしかありませんよ』なーんて言ったら、
『田舎料理が一番美味しくて、身体に良い。こんなにたくさん作ってくれて、時間もかかっただろう』とすかさずフォロー。

とにかく、一緒にいてとても気持ちいいおばあちゃまでした。
運転手で来ていた息子さん(といってもかなりのおじさん)も、品のある方でした。

おそらく、ギスギスした生活ではなく、余裕ある暮らしぶりの方々なのでしょう。
表情も穏やかだし。

とにかく、アボジとその弟たちとは全然違うと思いました。

今回、相当久しぶりにいらしゃったようですが、高齢者になっても、まだ年功序列らしく、オモニも"ペコペコ"してました。

おそらく、唯一ご健在の"娘さん"なのでしょう。
最高齢(のポジション)の方なのかな。

お昼を召し上がって、コーヒータイムが終わったら、高級車で蔚山へ帰って行かれました。
アボジは部屋から出て来ず。
お姉さんが、部屋に『帰るね!』と言いにいくというね。。もやもやもやもやもやもや
なんだかねもやもや
←アボジがもうヨボヨボで、時々認知症でおかしくなってるので、コモがわざわざ会いに来てくれたのだろうと推測。

まだまだ会ったことのない親戚の方って、たくさんいるのですが、今回は珍しくお上品な親子でビックリしました。

韓国は親戚づきあいが濃いのでね。例え外国人嫁であっても、マンネの嫁であっても、いろいろかり出される場面が多いです。