アンニョンハセヨ
にほんご家庭教師の授業で、同じことばかりやっていても飽きられてしまうので、
たまに童話や昔話(短いもの)を読み聞かせたりするのですが、
今回読んだ
アリとキリギリス
の結末が○十年前、私が子どもの頃に読んだものと少し違っていて、
(私の記憶違いではないと思いますが。。)
へぇ~今はそうなんだ
と思ったので、少し書きます。
私の記憶では、この話の結末は、
冬になり、食べるものが無くなった(見つけられない)キリギリスは、アリの家を訪ねる。
アリはキリギリスに、
"家族の分の食べ物しかない。あなたはずっと歌って遊んでいたんだから、あなたが悪い。
あなたにあげる食べ物はないよ。"
その後、キリギリスは寒さと飢えで死ぬ。
だと思っていたんですが。。
現在は、この様な結末が主流だそうです。
冬になり、食べるものが無くなったキリギリスは、凍えながらアリの家を訪ねる。
アリが"私の家は暖かいですよ。中に入って下さい。"とキリギリスを招き入れ、温かい食べ物をごちそうする。
キリギリスが、来年は一生懸命働くよ!と誓う。
終わり
備えておかないとその時になって困る。
コツコツと一生懸命にやる。
怠けていると大変だから、真面目に働く。
がこの話の教訓だと思っていたのですが、
現在は、
困っている人がいたら、助けてあげましょう。
に変わっているらしいです。
コレももちろん大切な考えだと思いますが、
これならキリギリスみたいに怠けていても、誰かが助けてくれるからokみたいになってしまうのでは?
もちろん、以前の話も
困った人を助けてあげず、見殺しにしたと言われればそれまでですが
久々に読んだら結末が思っていたのと違ってビックリしたというどうでも良い話です。
私が教えている生徒さんは、ご家庭の教育方針で、自宅にテレビはありません。
スマホももちろんまだ持っていないようで、
ゲームはカードゲームやボードゲーム類のみ。
本を読むのが大好きな子どもです。
だから、知識も豊富。色々なことに興味津々。
そして素直。
オモニ宅に集合した時、朝起きてから夜寝るまでスマホを放さず、ゲームばかりしている甥っ子姪っ子とは大違い(オモニ宅にいてもつまらない事は理解できますが)
親の教育や家庭環境でこんなにも違うのかと
他人の子どもながら感心です。