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Who are you ?

ライブレポート等をつらつら綴ります

今回のツアーは元々、福岡のACO Side、福岡のElectric Side 2daysに行く予定だったが、5月の末頃に急遽広島公演を追加。
TwitterではNICOモバイル先行で購入したチケットの譲りも出ていたが、たまには後ろのほうでゆったりと観るのもいいのかもしれないと思い、一般でチケットを購入した。

当日、実際に入場してみると、想像以上に後ろのほうにはスペースがあり、誰とも肩さえ触れないというような具合。
こんなにゆったり観れることに喜びつつ、もっと多くの人に見てもらいたいというもどかしさがあった。

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6月9日18:00、ほぼ定刻で暗転。

光村さん以外のメンバーがステージに現れ、セッションを開始。
いつもならメンバー揃って登場するところだが、今回はなかなか光村さんが出てこない。
やはり金髪にしたから?と思いながら心を踊らせて待つ。
そしてついに光村さんが登場し、ステージには浅野さんも含め5人が揃い、鳴らされたのは....
「N極とN極」だった。

実は先日の東京公演が終わった後、他の方のブログに書かれているセットリストを意図的に見に行ったため、「N極とN極」がくることは分かっていたのだが、やはりいつもならライブの後半やラストに演奏されるこの曲が最初に演奏されるのは新鮮だった。
この曲が最初に演奏されるということは、何かよほどの意味がある。

そしてその熱のまま「Broken Youth」に移り、ついにTWISTERからの新曲「FRITTER」。
この曲のタイトルに関しては東京公演の時点で既に発表されていた。
(ちなみに今回の広島公演では、演奏されたすべての新曲のタイトルが発表されている。)
曲の印象としてはグルーヴィーなダンスチューン。
ダンスチューンと言えども、別に彼らがそういうことを意識して作ったという感じではなく、単に私が「身体を揺らしたくなる」という感じ。
歌詞は聞き取れなった。いや、聞き取っていたのだが、断片的すぎて上手く説明できない。

「THE BUNGY」、「まっすぐなうた」と続き、短めのMCのあと、新曲「SHOW」が演奏された。
(ちなみに、ここからの数曲を個人的に「悲哀、陰鬱ゾーン」と呼んでいる。)
妖しいロックンロールで、光村さんの声や歌唱のスタイルによく合っていると思う。
客としては、新曲で先の展開が分からないため、聴き方を探っている状態だが、メンバーのほうもこちらの反応を探っているようだった。
今回の会場は割と客席が明かったため、おそらくステージから後方の反応もよく見えたはず。

そして、「病気」。
じっとりねっとりアレンジが施されている。陰鬱な空気に覆われる。
そして私は何故か歌詞の"兄ちゃん"が"みっちゃん"に聴こえてしまう「病気」である。

そこから「勇気も愛もないなんて」、「bud end」という失恋ソングが続く。(悲哀、陰鬱ゾーンと呼びたくなる理由はここにある。)
この数曲前に「まっすぐなうた」が演奏されているが、歌詞の"とっておきの殺し文句"って「bud end」に出てくる愛する誰かに対してだったのかもと思ったりした。

続くは「Ginger lily」。
蕾のあとにはきちんと花が咲く。
「悲哀、陰鬱ゾーン」なんて呼んでいたが、この曲はそれの出口の曲。
10周年イヤーを語るうえでは、やはり欠かせない曲のひとつである。
(ちなみに、この曲は後々この日の「おかわり」、所謂「アンコール」となった。)

次からは個人的に「狂気ゾーン」と呼んでいる数曲に突入。
まずは新曲「VIBRIO VULNIFICUS」。
光村さんが曲中何度も腕を掲げていたのが印象的だった。
新曲のなかでは一番振り切れているし、光村さんのハイトーンのシャウトに度肝を抜かれる。
......そして私はいよいよ歌詞が聞き取れなくなった。
このあとに続く「mujina」、「アボガド」もどちらかというと「歌詞カードが無いと歌詞が聞き取れない系」だが、こういうモードのNICO、とても良い。

そこから私は続く「渦と渦」で飲み込まれていく.....

ここからは最後「幸福ゾーン」(これも個人的)である。
「Funny Side Up!」では「好きなようにノッてくれ!」と言われたが、最終的には光村さんが手を左右に振るので、会場全体が同じ動きになり、結局これまで見たことも無いような一体感のある空間が出来上がってしまった。
なんというか、まさにTWISTERである。
最高に愛しいよね。

そして.....本編最後、新曲「来世で逢いましょう」。
随所に「N極とN極」の歌詞を思わせるフレーズがちりばめられており、ここで最初に「N極とN極」が演奏された意味を知る。
中盤の失恋曲を含め、何という伏線回収。
歌詞の内容としては"バッドエンド"なのかもしれないが、曲調からか、じめじめした空気は全くなくカラッとしている。
最後に「来世で踊りましょう」なんて言うけれど、それは"ツイスト"なのか、はたまた"サルサ"なのか.....




NICO Touches the Wallsが10年で作ってきた音楽によって描かれた物語を読んだかのようなライブだった。






【セットリスト】

N極とN

Broken Youth

FRITTER

THE BUNGY

まっすぐなうた

SHOW

病気

勇気も愛もないなんて

bud end

Ginger lily

VIBRIO VULNIFICUS

mujina

アボガド

渦と渦

Funny Side Up!

来世で逢いましょう


☆アンコール

Ginger lily

天地ガエシ