岩下志麻さんのトークショーを観ました② | けろみんのブログ

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大半の爺さんは撮影に一生懸命(禁止です)婆さんたちは「普段野菜や果物をとり、あまり肉は食べなくて、豆腐ともずくを毎日食べる」「娘が1人いて、孫が2人いてよく遊んであげる」という話に大きくうなづいてました。

最前列の爺さんが酷くって、席は二人分とってるし、岩下志麻さんのファンですといいつつろくに話も聞かずにそわそわしてて、質問コーナーでいきなりパンフレットにも書いてない生年月日を言って「僕は志麻さんと同級生です!」って行って岩下さんに同じ学校かと勘違いさせといてすかさず「いや一つ学年上で」と延々自分の話してました。そして舞台にプレゼントを置いた、と思ったら外で売ってる和菓子のパックだった!そんなにファンなら、先に岩下さんの好みのものを用意しろよー!
おかげで初めてきたという大和市のイメージダウンしたに違いありません。

小津安二郎監督は小道具に本物を使ってて、絵は500万円位のものだったり、瀬戸物も志野とか古伊万里などなどの良いもので、毎日大きな金庫に鍵かけてしまってたんだって。贅沢な時代ですね。
「秋刀魚の味」という名作のエピソードを聞いていると、もう二度と戻らない映画の全盛期の雰囲気をとても感じました。

質問コーナーで2回、「極道の女たち」のたんかを切るセリフをやって欲しいといわれ、快く「あんたら覚悟しぃや!」
をわざわざたちあがってやってくださいました。司会者がえらく恐縮しておりました。

松本清張の「鬼畜」の役が一歳半の子供に無理やりご飯を食べさせるシーンですっかり子供には嫌われるし、後味悪いしで嫌なんだそうですが見て見たくなりました。
その後番組で再会したところご飯好きの青年になっていたそうです。