6年ぶりのヴェルディ『レクイエム』、
無事に終演いたしました。
最終的に蓋を開けてみれば、700人超のお客様に恵まれて、
会場全体の物凄い集中力に励まされ、
最後まで想いを詰め込んで歌うことができました。
背中に小澤征爾さんを背負っているような、
素晴らしい指揮者、村上寿昭さん。
私まで、まるで小澤先生と共演させてもらえているような、
熱い気持ちになりました。
終曲「Libera me」、想いが溢れすぎて、
いろんな人が脳裏をよぎり、
気づいたら、客席にそれらの人を探しながら歌っていたように思います。
きっと、先生方が見守ってくださっていた、と、感謝の気持ちでいっぱいでした。
合唱、市民合唱団とは思えない迫力とテンポ感、
素晴らしかったんです。
NEXT管弦楽団、村上さん率いる若い力がみなぎるオーケストラ。
ヴェルディのレクイエムにふさわしい、
エネルギーが迸る響きで、背中を押してもらいました。
イケメンコンマス・有賀叶くん✨
全てのエネルギーが集約されても、
まだまだ追いつかないヴェルディの最高傑作。
私自身もまた山盛りの課題を与えられたような気持ちで、
本当に幸せです。
何度でも歌いたいです。頑張ります。
また今日から次へ走り出しました。
この熱い気持ちを抱えて、突っ走りたいと思います。
遠くから近くから、いらしてくださったお客様、
本当にありがとうございました。
終演後、CD売り上げ50%をウクライナへ。
この気持ちも皆様ご賛同くださり、物凄く嬉しかったです。
お陰様で、ソロCDは当日分秒で完売致しました。
今回のバスソロ、ウクライナ出身のデニス・ビシュニャ、に託します。