舞台「シンベリン」も、さいたまは残すところあと7公演


毎度のことながら始まってしまうと早いものです。


連日多くのお客さんにものすごくパワーをもらっています。

本当にありがとうございます。

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舞台というのはお客さんと一緒に作るもだなんとよく言いますが本当にその通りで、この作品もお客さんが入ってからずいぶん発見がありました。


毎回会場全体の空気が全然違います。


そしてそれを感じながらこちらもやるわけなので当然芝居も毎回違ってくる。

全体がうまく噛み合った時なんかはなんとも言えない大きな潮流のようなものが生まれるのです。


現場で起こっていることを感じられるのがLIVEの面白いところ。

「人間」を肌で感じることができる。


昨日は特にそう感じさせられた日で。


僕にとって特別な人が見に来てくれたのです

こんなにも近いのに舞台を見るのははじめて。

きっとドキドキしたことだろう。

いや、こっちの方がドキドキしていたかもしれない。


本番中は何度も客席を覗きたい衝動にかられ楽しんでくれていることばかり祈っていた。


おかげで昨日はいつにも増してくたびれました。


終演後、「面白かった!」という彼の笑顔にどれだけホッとしたことか。


帰りの車の中では興奮気味に質問攻め。


よほど楽しかったみたい。


しかし先入観のない視点は鋭い。


「お父さん、何て言ってるのかわからないとこあったよ」


だって。


曇りなきまなこ、恐るべし。


修行がたりませぬ。


にんげんだもの。


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