搬送先が決まって、救急車が来るまで病室で母乳を飲ませて
旦那さんとスミトを抱きしめながら救急車を待ちました。
救急車に乗る、救急外来の前まで
「お母さんに抱っこしてもらいましょう」
って先生が言ってくれたのがすごく嬉しかった。
救急車にはスミト+保護者1名しか同乗できないので
旦那さんは車で追いかけて来てくれることに
40分くらいで搬送先の病院に着いた。救急車の中では、スミトはずっと私の方を見て手足をバタバタさせていて
大きな病気を抱えているなんて思えない、というか、思いたくない、、、
泣きじゃくる私を同伴してくれた先生(スミトの病気を見つけてくれた先生)がなだめてくれたりした
搬送先に着いたのは夕方の7時くらいだったかな?
バタバタバタと診察室にスミトは運ばれて
色んな人がスミトの周りに集まってドタバタと色んなモニターが着けられた
そこに「俺がやる!」という勢いで
エコーを始めたメガネの先生、(この先生は後にスミトの主治医になる)
気付けば、狭い処置室に何十人もの先生が集まって来て
エコーの画面を食い入るように見ている
一番ベテランと思われる先生が
「続きはいつでもできるから、早くICUに上げよう」と
私の方を見て、1枚の白い紙を取り出し
スミトの心臓の絵を描き始めた
その横に、
単心室、大動脈離断、肺高血圧症
と書いて、
これから最低でも手術が3回必要
どのくらいの時期で
どんな手術をするかの説明と
手術の前に必ず心臓カテーテル検査をすること
心臓カテーテル(心カテ)検査で肺高血圧がないか調べる
肺高血圧がある場合の手術とない場合の手術の説明
途中で旦那さんが到着し一緒に説明を聞きました。
後々の手術の説明なんか耳に入っていない私を見兼ねて、先生がスミトを抱っこさせてくれた
詳しい説明は後にしましょうって。
後に主治医になる循環器の先生は私にティッシュを持って来てくれた
準備したり、スミトの抹消の血管確保したり、書類を書かされたり、ICUに入ったのは8時くらいだったかな、、、
小児用のストレッチャーに乗せられたスミトはすごくぐったりしてた
どうしたの?大丈夫?今日は疲れた?
なんて声をかけたけど、後で循環器の先生から、崖から飛び降りてるところを救われた感じでした。なんて言われてしまった
ので、かなり状態が悪かったんだと振り返って思った