アメリカのクレジットカード⑫最強と名高いChase Sapphire Preferredで、URポイントの使い道について書きました。URポイントの使い方は色々な方法がありますが、その中でもお得な方法の1つ、HyattポイントにTransferする方法について、今回のブログで書いていこうと思います。

 

  交換レート

Chase URポイントと移行先ポイントが1:1なら通常レベルの交換レートですが、いくつかの方法は1:1.25もしくはそれ以上の交換レートでポイント移行ができます。その1つがHyattへのポイント移行です。

 

宿泊に必要なポイント数は、Hyattにログインして、泊まりたいホテル名・期間などを入力すると、具体的なポイントがわかりますし、こちらのWebページからはホテルランク別のポイント数も確認できます。

 

 

下の画像を見ていただくと、お金を払って泊まった場合は$392であるのに対して、ポイントで泊まった場合は25000ポイントで宿泊できる事がわかります。この場合の交換比率は1.568となり、1.25以上の交換レートで交換できる事になります音譜

 

 

  Chase URポイント→Hyattポイント、Transfer方法

 

STEP①Hyattサイトで必要なポイント数を確認

Hyattにログインして、泊まりたいホテル名・期間などを入力して、具体的なポイントを確認します。

 

STEP②Chaseサイトから操作

Chaseにログインして、Transfer Pointsのページを開きます。

 

 

All partnersから選んでもいいですし、飛行機かホテルか決まっている場合は、決まっている方を選択すると、より選びやすくなります。今回、私はHyattと決めているので、Hotelsをタップしてから、Hyattを選びました。

 

 

Transfer Pointsをタップします。

 

 

STEP①で調べたポイント数を入力して、Nextを押します。

 

 

内容を確認して、Submitボタンを押します。

 

 

STEP③HyattサイトでポイントがTransferされているか確認

ChaseサイトでポイントTransfer手続きをすると、瞬時にHyattに移行されます。驚きの早さで、30秒もかかっていないと思います。Hyattサイトで現在のポイント残高が確認できるようになるので確認し、ポイント残高が増えている事を確認したら、お好きなホテルを予約して完了です。

 

 

  まとめ

今回は、ChaseのURポイントを提携先であるHyattにTransferする方法をお伝えしました。驚くほど瞬時に反映されるので、急いで予約が必要な時にも便利です。

 

アメリカで最も人気があるスポーツは、野球でもバスケットボールでもなくアメリカンフットボールです。

 

私は日本で、一時期、社会人ラグビーチームのマネージャーをしていました。マネージャーをしていながら、ラグビーの複雑なルールが完全には理解しきれず、でも実際に試合会場に足を運ぶと、選手と選手がぶつかり合う、あの迫力に圧倒され、戦略的な攻撃に面白さを感じていました。

 

渡米後はラグビーを実際に観に行く事はなくなったのですが、アメフト大人気のアメリカでは、アメフトシーズンにバーに行くと必ずテレビで放送されていて、アメフトを観る機会が増えました。増えたとは言え、アメフトに関してもルールが分からない部分はあるのですが、ラグビー同様、あの迫力と戦略的な試合運びが面白くて、ついつい観てしまいます。

 

今回のブログでは、アメフトについて書いてみようと思います。

 

  NFLとは

NFLとは、National Football Leageの事で、アメフトのプロリーグです。

 

NFLは1920年に創立され、リーグの改編や合併が行われつつ、2024年現在、全米に32のチームが所属しています。リーグはAFC(American Football Conference)NFC(National Football Conference)という二つのConference(競技連盟)に分かれています。日本のプロ野球で言うセ・リーグとパ・リーグのような感じです。

 

  試合スケジュール

 

Preseason(プレシーズン)

Preseasonの試合は、8月初めから始まり、3週間、続きます。2024年は8月8日にスタートしました。通常は、それぞれのNFLチームが3~4試合ほど行います。選手にとっては、本番であるRegular Season(レギュラーシーズン)に向けてのアピールの場ですが、Regular Seasonの試合とは異なり、Preseasonの試合結果はその後の試合に影響せず、練習試合のような扱いです。したがって、NFLのPreseasonが始まると、多くのバーのテレビモニターに試合が映し出されますが、ほとんどの人が観ていません。

 

Regular Season(レギュラーシーズン/総当たり戦)

Regular Seasonの試合は、9月から行われる本試合であり、AFC(American Football Conference)とNFC(National Football Conference)の2つのConferenceに分かれてRegular Seasonを争います。

 

AFCに16チーム、NFCにも16チームがあり、更にAFCとNFCの中で、それぞれNorth/South/East/Westの4つの地区に分類されています。

 

 

各チームが18週で17試合を行い、まずは地区の優勝を目指します。例えば、私が応援しているSan Francisco 49ersを例に挙げると、Regular SeasonではNFCのWest地区で優勝を目指します。

 

AFCとNFCでそれぞれ4地区あるので、2Conference×4チーム=8チームが優勝チームとなり、Regular Season後に始まるPlayoffに進出できます。

 

Playoff(プレイオフ/トーナメント戦)

Playoffとは一発勝負のトーナメント方式の試合で、Regular Seasonが終了した翌週末(2025年なら1月8日)から、Regular Seasonで地区優勝した8チーム+6チーム=14チームがPlayoffに出られます。

 

いきなり現れた謎の6チームが何かと言うと、Wild Card枠です。NFLにはWild Card

として、各Conferenceで地区優勝したチームを除いて勝率が高かった3チームに特別枠が設けられています。AFC3チームNFC3チームの合計6チームがWild Card枠としてPlayoffに進出できます。2020年のルールチェンジで、Wild Card枠は4チームから6チームに変更されました。

 

各対戦はRegular Seasonの成績に応じて決められます。具体的には、以下の通りです。

 

  • No.1 seed: Best record in the NFC/AFC(地区チャンピオンの中で勝率1位のチーム)
  • No.2 seed: Second-best record for a division winner(地区チャンピオンの中で勝率2位)
  • No.3 seed: Third-best record for a division winner(地区チャンピオンの中で勝率3位)
  • No.4 seed: Fourth-best record for a division winner(地区チャンピオンの中で勝率4位)
  • No.5 seed: Best record for Wild-Card teams(Wild Cardのうち勝率1位のチーム)
  • No.6 seed: Second-best record for Wild-Card teams(Wild Cardのうち勝率2位)
  • No.7 seed: Third-best record for Wild-Card teams(Wild Cardのうち勝率3位)

No.1 seedのチームは、第1試合はBye Weekになります。Bye Weekとは試合のない週の事です。

 

Super Bowl(スーパーボウル)

Super Bowlは、NFL全体の頂上決戦です。9月~12月のRegular Season、1月のPlayoffを勝ち上がったAFCとNFCそれぞれの優勝チームが、2月第2週の日曜日に開催されるSuper Bowlで戦います。NFLの優勝決定戦です。

 

Super Bowl人気は絶大で、テレビ視聴率も40%を越え、アメリカでは国民的イベントです。日本でもテレビ中継が行われますし、昨年2024年の58回Super BowlはTaylor Swiftが観戦に間に合うかでも話題になっていました。

 

  NFL試合数とSuper Bowlへの影響

アメリカで人気の各スポーツの試合数を以下に記載します。

  • NBA(National Basketball Association/バスケットボール):82試合
  • NHL(National Hockey League/アイスホッケー):82試合
  • MLB(Mmajor League Baseball/野球):162試合
  • NFL(National Foolball Leage/アメフト):17試合

上記を見て、お分かりの通り、NFL(アメフト)の試合数は他の競技と比べると少ないです。これは、選手の疲労度やケガなどに配慮した結果このような試合数になっています。試合数が少ないだけに1試合ずつが非常に重要な試合となり、アメフトの各試合の視聴率はとても高い傾向にあります。

 

9月初め(2024年は9月5日)からNFLのRegular Seasonが始まり、そこから18週にわたって、毎週日曜日(時には月曜日)に試合が開催されます。

 

Game Dayが近づくと、スーパーに行けばチップス売り場などでBOGOが、いつも以上に盛んになります(BOGOについては、こちらをご覧ください)。バーでは、皆で一緒に応援しよう!!といった広告が出て、一種のお祭りのような雰囲気になります。

 

Regular Seasonは18週間試合回数は17回です。シーズンと試合数に1つの差がありますが、この差は、全てのチームに対してある1週間の休みで、これをBye Weekといいます。

 

試合回数は2024年現在では17試合ですが、17試合となったのは2021年シーズンからで、それ以前は16試合でした。1978年から43年に渡って16試合だったのを17試合にしたのは、色々な事情があったようですが、お金の問題もあったようです。

 

17試合制は少なくとも2030年くらいまでは続くようです。17試合になると、各チームのRegular Seasonでの試合数が奇数になるため、HomeとAway試合の均整が失われます。つまり、あるチームはHomeで9試合、Awayで8試合を戦い、別のチームはHomeで8試合、Awayで9試合になり、Home試合数が多いチームがそのシーズンはやや有利になりますが、この試合比率は毎年調整されています。

 

1試合が増えると言う事は、試合のある週が1週増える事になりますが、Regular Seasonのスタートは9月初めのままなので、終わりが1週遅れる事になり、その影響でSuper Bowlも2月第1週の日曜日から、第2週の日曜日になります。2024-2025シーズンのSuper Bowlは2025年2月9日です。

 

  アメリカでの人気ぶり

日本でFootballと言えばサッカーだと思いますが、アメリカでFootballと言えばAmerican Football(アメフト)を指します。

 

幼い頃から家族と一緒にアメフト観戦するので、子どもの頃からアメフトが身近で、アメフト選手=カッコイイ象徴で、将来はアメフト選手になりたいと思う子どもが多いです。公園でボール遊びをしている子を見ると、サッカーボールではなくアメフトボールで遊んでいます。

 

アメフト選手として活躍するには、アメフトのスキル以外にも、頭の良さ・記憶力が重要です。文武両道の象徴がアメフト選手なので、皆が憧れるのも納得です。

 

アメリカの高校では、アメフト人気がスゴイです。地元高校のアメフトチームを地域や街全体で応援しています。下の写真は、2日前に行われたパレードです。このチーム自体は、試合には負けてしまいましたが、歩行者天国にしてパレードが行われ、たくさんの人がそのパレードを見に来ていました。

 

 

そして大学になると、その人気はもっと高まります。アメリカ国内だけで見てみると、実はプロのNFLよりも、College Footballの方が人気だと言われたりもします。大学も高校と同様で、地域に密着しているので、より身近で親近感が湧きやすいのが理由のようです。

 

  私なりの楽しみ方

最初にも書いたように私はアメフトのルールを完全には理解していません。そんな私でも、アメフトを観るのはすごく楽しいです。

 

ムッキムキに鍛えられた肉体同士がぶつかる様子は迫力があります。選手の皆が縦にも横にも大きいのですが、すごい速さで走っていくので、画面超しでは100kg近くも体重があるように見えないです。そんな彼らが、すごい速さで走っていく様子は、ただただ、ため息しか出ないくらいに圧巻です。

 

近所のバーで地元チームの試合を観ながら、居合わせた見知らぬ人たちと一緒になって応援している時間が楽しいです。そんな応援の日には、地元チームのウェアを着て、バーに参戦です!!

 

私はサンフランシスコの近くに住んでいるので、近所の人達はSan Francisco 49ersを応援しています。私達夫婦も49ersを応援しているので、Game Dayの時は、下のスウェットを着て行きます。

 

 

 

  まとめ

今回はアメリカで大人気のアメフトについて書いてみました。ちょうど2024-2025が始まったばかりで、ワクワクしています音譜今週の日曜日は、San Francisco 49ersの試合があります。楽しみです。

 

Chase Business Preferredを手に入れて、ようやくChaseビジネスカードデビューを果たしましたが、アプリに一向にビジネスカードが載ってきませんあせる

 

調べてみると、ChaseはAMEXとは異なり、1つのアカウントにパーソナルとビジネスのクレジットカードが自動的に表示されることがなく、紐付けしないといけないと分かったので、今回はパーソナルとビジネスカードの紐付け方法について書こうと思います。

 

  紐付け方法

大まかな流れは、

  1. ビジネスアカウントを作る
  2. ビジネスアカウントの設定から、リンクさせるアカウントを選択して紐付け

 

STEP①ビジネスアカウントを作る

  1. Sign upをクリック
  2. Account typeはBusinessを選択し、SSNやカード番号などを入力
  3. パスワードや連絡先などを入力

 

STEP②ビジネスアカウントの設定から紐付け

アカウントの紐づけは、ビジネスアカウントから設定します。パーソナルアカウントから紐付けは出来ません。

  1. アプリ画面右上の人型マークをクリックして、Profile&Setting右矢印Account Setting右矢印Manage Linked Accountsをタップ
  2. Manage Linked Accountsをタップ右矢印Textで送られたコードを入力してVerification右矢印表示されている紐づけ可能なアカウントを確認後、Link relationshipをタップして、ビジネスとパーソナルをリンクで完了!!

 

STEP③ビジネスアカウントで確認

紐付けが成功していると、ビジネスアカウントでログインした際に、以下のように上部にPersonal/Businessと表示されるようになり、Personal/Businessのタブで表示を切り替えられるようになります。

 

 

  まとめ

今回は、ビジネスとパーソナルアカウントをアプリで紐づける方法をご紹介しました。

 

ChaseはAMEXとは異なり、1つのアカウントにパーソナルとビジネスのクレジットカードが自動的に表示されることがなく、AMEXのように1つのアカウントで管理できた方が便利なので、Chaseでビジネスとパーソナルカードをお持ちの方は、ぜひぜひやってみてください。

 

ビジネスカードはビジネスをしている人が持つカードと思っている方もいると思いますが、アメリカではまだ収入はないけどこれから何かの収入を得ようとしている人なら申請ができます。

 

収入のない駐在妻でも、クレジットヒストリーの構築ができていればパーソナルカードだけでなく、ビジネスカードの申請もできます。駐在妻が申請する時は夫の年収を入力すれば大丈夫です!!

 

  Chase Ink Business Preferredについて

年会費は$95で、初年度から年会費が発生します。しかしながら、サインアップボーナスが半端なく良いので、年会費は余裕で回収できます。通常はMinimum Spendをクリアしたら10万ポイントがもらえるようですが、私が申請した2024年8月末時点で期間限定オファーが出ていて、12万ポイントになっていました音譜

 

 

  ポイントボーナス

  • 3%:旅行、送料、インターネット、ケーブル、電話サービス、広告費(年間$150,000が上限)
  • 1%:その他

上記の他に、期間限定オファーで2025年3月までLyft利用(年間$150,000が上限)で5%のポイントが付きます。

  Chase Ink Business Preferredのデメリット

 

Minimum Spendが高い

2023年6月に$15,000から$8,000に減額したとは言え、Minimum Spendが3か月で$8000と高めです。ただし、サインアップボーナスが素晴らしく高額なので、クリアできる場合は、申請をオススメします。

 

5/24ルール

Chase発行のクレジットカードは、AMEXや他社のクレジットカードも含め、2年間に5枚以上作った事があると、作成できないという暗黙のルールがあります。この5枚のルールに、Business Cardの作成枚数は含まれないのが原則なのですが、このカードに関しては少し複雑になっているようです。

 

Chase Ink Business Preferredはビジネスカードですが、申請時には5/24ルールが適用されます。しかしながら、承認されてしまえば5/24対象外となります。

 

つまり申請時にPersonalカード4枚までなら、Chase Ink Business Preferredを申請したとしても、4枚+Chase Ink Business Preferred=5枚なので、5/24ルールに関しては申請が通ります。

 

そして申請後は、Chase Ink Business Preferredはビジネスカードなので、Chaseルールの5/24上では、Personalカード4枚となるので、あと1枚の申請ができるという事になります。

 

申請時点で、私はPersonal2枚+Business2枚のカードを作成していました。

 

クレジットヒストリー

Chaseカード申請時のスコアは750程度必要と言われているので、渡米1年程度だと作るのは厳しいかもしれません。私たち夫婦は、最初はJAL USAカードを作りました。

 

今回Chaseクレカ申請時点で、私のスコアは692でした。

 

その他

申請に通りやすくする為にChaseに銀行口座を開設した書き込みをよく見ますが、私たちは開設はしていません。

 

Invitation Letterをもらって、クレカにApplyしても落とされた方がいるので、もらったからといって、確実にApproveされる訳ではないようです。

  Chase Ink Business Preferredのメリット

ここからはChase Ink Business Preferredの魅力、メリットを徹底解説します。今後Chaseがベネフィットを変更する可能性もあるので、申請前やご利用中に、最新のベネフィットを公式サイトで各自確認してください。特典の横に書いてある金額は、我が家が獲得した金額です。

 

Welcom Bonus:$1500=UR120000

AMEXのポイントはMRポイントと言われ、Menbership Rewardsの略でしたが、ChaseのポイントはURと呼ばれ、Ultimete Rewardsの略です。

 

通常Mimimum Spendクリアすると100000URポイントですが、2024年9月現在、期間限定オファーで120000URポイントとなっています!!

 

 

期間限定オファーで、終わりがいつか分かりません。

 

紹介リンクからApplyするとポイント増量の可能性があるので、お使いください。

 

その他

  • URトラベルポータルで使うと1UR=1.25セントで利用可能
  • 外貨手数料なし
  • 買物補償
  • 補償期間1年延長(アメリカ内で製造され、補償期間が3年以下に限る)
  • 不正利用の補償
  • スマホプロテクション
  • ICチップ(セイキュリティ強化)
  • レンタカー保険(ビジネスで利用時のみ)右矢印詳しくはアメリカのクレジットカード⑪最強と名高いChase Sapphire Preferredをご覧ください
  • 車ロードサービス保険
  • 旅行時トラブル補償(キャンセル、遅延等)
  • 旅行時トラブルサポート
  • ロストバゲージ保険
  • 購入荷物遅延時保険
  • 従業員カードの無料作成

 

  カード取得までのタイムライン

8月24日:Web申請→即時Approved

9月 4日:カード受取

 

申請時に、5-7営業日で届くとありましたが、私は7営業日で受け取りました。発送はUSPSで、以下PO Boxの住所が書かれた白い封筒で届けられ、ポストに投函されていました。

 

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  申請方法

ビジネスカードは、申請時の入力内容が少し複雑なので、私の申請時の内容を以下に記載します。この内容を入力して、最後にSubmitボタンを押したら完了です!!

 

 

  まとめ

今回は、Chase Ink Business Preferredの魅力や、メリット・デメリット、申請方法について書いてみました。Minimum Spendがクリアできるのなら、$95の年会費を払っても、1200000URポイントなので、申請する価値があると思います。

 

日本とは全然違うアメリカの病院事情にも書きましたが、アメリカの病院事情は日本とは全く異なります。それは眼科に関しても同じです。

 

私はハードのコンタクトレンズをしています。昨日、突然、左目に違和感を感じて、そこからずっと黒目に傷が付いていたらドウシヨウと不安になっていたので、今日はコンタクトを控えて、病院に行ってきました。

 

今回のブログでは、アメリカの眼科事情について書いてみようと思います。

 

  アメリカの眼科

目のトラブルが起こった際、まず最初に一般眼科にかかります。日本とは全然違うアメリカの病院事情でホームドクター制について書いたのですが、ご自身のホームドクターにかかっても良いですし、眼科に関しては専門分野にもなるので、ご自身で直接探しても良いと思います。

 

私の住んでいるエリアの場合、ホームドクターを通すと、ホームドクターの予約に1か月、そこから眼科医の予約まで1か月くらいかかってしまいます。黒目に傷が…という不安を抱えたまま2か月は耐えられず、私はすぐに診てもらいたかったので、自分で探しました。

 

探した方法はYelpで、探す際に気を付けたポイントは3点です。

  • 検眼医ではなく、一般眼科医であるか
  • クチコミが良いか
  • 予約が必要か

1点目の一般眼科医である点を重視したのは、アメリカはメガネ屋さんでメガネの処方ができるのは医師だけです。コンタクトレンズも医師が処方します。そのような事情からか、眼科と調べても、メガネ屋さんに併設された検眼がメインの病院も検索結果に多く出てしまいます。

 

今回のように、目のトラブルを診てもらう場合は、検眼医ではなく一般眼科医に診てもらう必要があるので、一般眼科医の病院を探しました。一般眼科医は、子供から老人まで、一人一人の目の状態をケアーする医師で、定期的な検眼の他、コンタクトレンズ・メガネの処方、様々な目の病気の治療を行います。

 

眼科はOPTOMETRYと言い、YelpでOPTOMETRYと検索しても、検眼医も結構な割合で出てきます。見分けるポイントは、クチコミを読んだり、あとは掲載されている院内の写真を見る事で、大体はどちらなのかが確認できます。

 

2点目のクチコミは、評判の良い・悪いが分かる以外に、クチコミが古い物しかないとすでに閉院してしまっていたり、写真からは一般眼科医に見えても検眼医だったりという事が分かったりもします。

 

3点目の予約に関しては、今回のようにすぐに行きたい私のようなケースでは、予約しかダメと書いてあると、望みが薄いかなと思って、候補から外しました。

 

  実際に訪問

Yelpで見て、評判がよく、我が家から車で10分くらいと近い病院で、一般眼科医が診てくれそうな病院がありましたが、Yelp情報だけでは予約必須かどうか分からず、開院時間に合わせて電話してみました。

 

9時半に電話して、空き時間を探してくれたら10時からなら、少し待つかもしれないけど診察できると言ってもらえて、予約をお願いしました。その際に聞かれたのは、以下6点です。

  • 氏名
  • 生年月日
  • 保険の種類
  • 電話番号
  • 住所
  • 症状

電話を切った後、すぐに病院に向かい、10時5分前に到着し、チェックイン時にIDと保険証を提示しました。

 

少し待つかも…と言われましたが、5分くらいで診察室に入れてもらえて、まずは看護婦さんからインタビューがあります。

  • どんな症状か
  • いつからか
  • 持病はあるか
  • 家族の既往症
  • 使っている薬
  • アレルギーの有無

これらを聞かれた後に、眼圧をはかって、視力検査をしました。

 

この日はコンタクトではなく眼鏡をしていたので、眼鏡のまま、両目・右目・左目の3種類の検査でした。視力検査は、座っている椅子のモニターに反転した文字が映し出されたものが、私の目の前の鏡に映るスタイルで、私はこのスタイルの視力検査は初めてでした。

 

この写真で見て分かるように、モニターの文字は反転しています。

 

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モニターで反転している文字が、私の目の前の鏡では読める向きになって映し出されています。

 

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実際の目の検査は、先生が来てから、この機械を使って、念入りにチェックしてくれました。先生からも、看護婦さんからされた質問とほぼ同じような質問をされ、更に目の定期検診をしているかも聞かれました。

 

 

今回は、この機械は使いませんでしたが、メガネ・コンタクトを作る際には、この機械で正しい視力を測るそうです。日本だと、メガネみたいのをかけて視力検査していましたが、こんなすごい機械を使うなんてビックリです。

 

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  まとめ

検査の結果、異常なしでした音譜先生も看護婦さんもとても親切で、Yelpのクチコミ通りの良い病院でした。支払いは、通常の病院と同じく、後日、保険会社から請求が来るので、診察日当日の支払はナシでした。