保険には医療保険・がん保険など、たくさんの商品があります。そして医療保険1つをとっても、たくさんの会社から商品が出ています。どれを選んだら良いの!?と悩まれる方が多いと思います。

 

保険に加入していれば万が一の事態が発生しても、安心ですが、保険には様々な種類がある為、全てに加入するとなると保険料の負担が大きいです。

 

そこで今回のブログでは、FPである私がどのような保険に加入してきて、今、どのような保険に継続加入しているのかを書いていきます。

 

  FPとは

保険について書く前にFPとは何かについて書きます。FPとは、Financial Plannnerの略で、日本FP協会のWebページでは、

 

人生の夢や目標をかなえるために総合的な資金計画を立て、経済的な側面から実現に導く方法を「ファイナンシャル・プランニング」といいます。ファイナンシャル・プランニングには、家計にかかわる金融、税制、不動産、住宅ローン、保険、教育資金、年金制度など幅広い知識が必要になります。これらの知識を備え、相談者の夢や目標がかなうように一緒に考え、サポートする専門家が、FP(ファイナンシャル・プランナー)です。

 

と説明があります。

 

20代の頃、保険に関して何も知識がなく、保険セールスに勧められるがまま、無駄な保険に加入していた事と、仕事で人事関係・経理関係を担当していた事から、FPの知識が必要だと思い、FP3級右矢印FP2級右矢印AFPを取得しました。

 

FPは1級もありますが、私は金融関係の仕事ではなく、1級までは必要なかったので、2級までとしました。FP3級~1級は国家資格です。

 

一方で、AFPやCFPは民間資格で、AFPはFP2級の上位資格、CFPはFP1級の上位資格の位置づけです。FPとして働くには、FP2級以上が求められます。

 

勉強方法は色々な方法があると思いますが、私は通信教育を利用しながら、ほぼ独学の様な感じで取得しました。

 

ここからはFPである私が、納得できる保険プランを作り上げるまでの紆余曲折について書いていきます。

 

  ~28歳まで

私は22歳で会社に就職し、24歳で出産しています。

 

出産後、もう1人ではないんだ!!私に何かあった時に子どもが困らないようにしなくては!!と思い、会社に出入りしている保険セールス経由で生命保険に加入しました。

  • 死亡保障付き医療保険

死亡保障は、それなりの金額の補償をつけましたが、それでも心配で、その後、勧められるがまま他にも2つの死亡保障付き医療保険に加入しましたガーン

 

  28歳から42歳

28歳の時に、久しぶりに友人に会いました。その友人は、保険の仕事をしていて、友人が私の保険内容を見たいと言うので、参考程度に見せたところ…

  • 死亡保障の金額が高すぎる
  • 似たような保険商品ばかり
  • 亡くなった場合の保険ばかりで、病気になって治療する保険商品が何もない。今の時代は亡くなるよりも、長期の治療だった場合の備えが必要

と言われました。そのまま友人に保険相談もできたのですが、友人関係でお金を絡ませたくなかったので、違う方にお願いしたいと思いました。

 

同時に、今までお世話になっていた保険セールスは、私の保険内容を知っていたにも関わらず、保険料が高い商品ばかりを勧め、本当に必要な商品を勧めてくれなかった事が分かり、不信感を抱きました。

 

更には、保険会社に所属している方にお願いすると、その方が信頼できる方であったとしても、その会社の保険しか紹介してもらえないと思いました。私は、私の希望に合う商品で、最適な物を販売している会社の保険に加入したいので、色々な保険を扱っている会社にお願いしたいと思いました。

 

その当時、仕事で色々な業者さんから相見積もりを取っていた事もあり、保険加入についても色々な方から話を聞いて、信頼できる人にお願いしたいと思っていました。そんな時に、保険マンモスのCMをテレビで見かけて、保険マンモスのような事業内容を営んでいる数社に問い合わせをしました。

 

最終的には5社から派遣された方々とお会いしました。話していても保険の知識が浅いと思える方や、私がすでに加入している商品で残しても良い保険があるにも関わらず全て止めて自分が案内する商品にするよう強く勧めてくる方もいて、私の保険セースルの方達に対する不信感がますます強くなってしまいましたガーン (私がお会いした方達が、たまたまそのような方達で、保険セールスの方がそんな方ばかりではないので、そこはご安心ください。)

 

5人目の保険セールスの方にお会いした時、とてつもない知識の深さと無駄な商品を勧めてこない営業スタイルに、この方なら信頼できると確信して、お願いしました。その確信は当たり、すでに20年くらいのお付き合いになっていますアップ

 

が付くくらいのおせっかいさんで、いつでもどこでも何にでも対応してくれます。この20年の間に、この方ほど信頼できて知識のある保険担当には出会ってないので、妹・両親・息子・夫・会社の人達を合わせて20名ほどに紹介しています。

 

毎回、皆さんには「紹介した人から保険に入っても、私には何もメリットがないし、マージンとかももらってないから、とにかく話を聞いてみて、良いと思った時にだけ入ってね」と伝えていますが、皆さん100%の確率で加入されています。

 

前置きが長くなりましたが、その担当さんになってからの契約内容は、

  1. 医療保険
  2. がん保険
  3. 終身保険
  4. 就業不能保険

の4つになりました。

 

医療保険は、直近の健康診断で婦人科項目で再検査項目があり、その項目については加入後5年間は補償なしという条件が付きましたが、それ以外は問題なく加入出来ました。

 

がん保険は、医療保険でカバーできない、がんに特化した保険が必要だと思い、加入しました。

 

終身保険は、貯蓄性を持たせた保険として加入しました。

 

就業不能保険は、もしも私が働けなくなった時に、子どもが困る事がないようにしたくて加入しました。

 

この4つが当初、新しい保険担当者から加入した保険なのですが、この4つ以外に学資保険をやっていました。しかしながら、よくよく調べてみると、あまり良い商品ではないと思ったので、学資保険についても、数年後にこの保険担当者に相談しました。

 

相談当時は、学資保険よりも、子どもが大学生になる頃に満期がくるように、設定した生命保険の方が満期時の受取金額が大きいと試算が出たので、学資保険ではなく、生命保険に変更しました。

 

したがって、子どもが大学入学を迎える時=私が42歳になるまでは、

  1. 医療保険
  2. がん保険
  3. 終身保険
  4. 就業不能保険
  5. 生命保険(学資保険の代わり)

この5本柱で、私たちを守ってもらいました。

 

  42歳以降~現在まで

保険も生き物で、生活スタイルや年齢、家族構成によって、必要な保険が変わってくるので、定期的に見直しが必要です。

 

子どもが18歳以降は、私に何かあっても子ども自身で何とかできるだろうと思うのと、私も老後の事を考えなくてはいけないので、見直しをしました。

 

42歳以降から現在の保険内容は以下の通りです。

  1. 医療保険
  2. がん保険
  3. 終身保険
  4. 終身保険(外貨建て)
  5. 個人年金保険

医療保険とがん保険は、違う商品に入り直しました。理由は、医療が進化していて、私が28歳時に加入した際は、先進医療だったものが先進医療扱いではなくなったり、新しい病気が補償に加わったりしているので、見直しました。

 

3番目の終身保険は28歳の時からの継続保険ですが、貯蓄性のある保険を追加したいと相談したら、円安傾向が続いている今なら…と外貨建てを勧められ、良い商品でしたので、外貨建ての終身保険を追加しました。

 

最後の個人年金保険は、貯蓄性の意味もあるのですが、それと同時に、1~4は生命保険料控除ですが、個人年金は個人保険料控除が使えるので、所得控除の意味でも加入しました。

 

  まとめ

文字だけなのに、すごくすごく長くなりましたし、私の加入内容や、その組み合わせがどのくらいの方に興味があるのか不明ですが、今回は保険について書いてみました。

 

FPなのに、私は保険担当者に相談して保険に加入しています。その理由は、FPも保険担当者もお金のプロではありますが、保険担当者は保険のプロでもあり、保険は新しい商品がどんどん出ているので、プロの力を借りるのがベストだと思っているからです。

 

私は、紆余曲折あり、今の信頼できる保険担当者に出会うまでに時間がかかってしまいましたが、出会っていても、出会えていなくても、自分に知識があれば、無駄な保険や、言われるがまま訳の分からない保険に加入する事は無いんだと思います。

 

保険って、毎月にするとそんな高い金額にはならないですが、それが1年、5年、10年とまとまると、すごい金額になります。ちゃんと考えて加入しないと、モッタイナイと思うので、保険加入や、保険の組み合わせに悩まれている方にとって、このブログが少しでもお役に立てたら嬉しいです。