今回のブログでは、日本非居住者の生命保険加入について書きます。
日本非居住者でも生命保険に新規加入できるのか
結論から言うと、できます。
すでに何回か書いている通り、私は日本企業の国際人事部門にいて、
海外駐在・出向中の方の人事関係を担当していました。
駐在・出向される時点では、単身だったり、夫婦2人だったりで、
保険の事は考えずに渡航された方達が、海外でお子様が生まれた時に考えるのが、
生命保険の加入です。
しかしながら、その方たちが口をそろえて言うのが、
「保険会社に相談したけど、加入できないと言われた」という回答です。
経験や知識のない保険担当者だと、方法を知らないのでできないと回答しますが、
知識とテクニックがある保険担当者にかかれば、加入はできます。
ポイントはいくつかありますが、一番大事なポイントは、
日本国内に連絡可能な住所や電話番号があるかどうかです。
日本国内に連絡可能な連絡先がある場合は、ほとんどの場合、加入が可能です。
実際に、私が人事担当の間に、海外駐在・出向中の方達は保険加入していました。
生命保険加入について
海外居住者でも、生命保険に加入できると書きましたが、
加入するためのポイントがいくつかある事と、
知識とテクニックがある保険担当者に担当してもらう必要があります。
海外居住中は補償しない保険商品があるので、
どの保険商品なら加入できるのかという深い保険知識が必要ですし、
海外居住中の加入手続きは、慣れてない担当者には複雑だと感じるからです。
人によっては、いくつかハードルがあるかもしれないので、
より簡単に生命保険に加入するには、以下の3つの条件が揃っている状態で、
生命保険の加入手続きをするのが、一番簡単な方法かもしれません。
- 海外渡航が決まったタイミング
- 住民票を抜く前
- 渡航前に保険手続きが完了
海外居住中の保険金請求について
海外居住中に保険金を請求するケースがあると思います。
私の例で言えば、アメリカで大腸内視鏡検査をしてポリープを切除してもらいました。
私が加入している医療保険は、ポリープ切除の場合でも保険金がおりるので、
保険金請求をしました。
私は、色々な会社の保険に加入していますが、全て1人の人が担当しています。
その方に連絡して、必要書類等のやり取りをすると保険金が振り込まれました。
私のように決まった担当者がいなくて、ご自身で保険に加入された方は、
直接、保険会社に連絡をしたら、請求ができると思います。
まとめ
今回は、海外居住中に加入できないと思われがちな生命保険加入について、書いてみました。加入を考えていて、お困りの方や、これから海外居住を控えている方の参考になると嬉しいです。