日本人の女性は、そばかすを嫌がる方が多いのではないでしょうか
なぜなら日本では美意識的に肌が白くツヤツヤしている陶器肌が、美しいとされているからだと思います。しかし、アメリカに来て、その考え方が違う事を知り驚いたので、このブログではアメリカのそばかすについての考え方を紹介します。
日本のそばかすの考え方
日本では、シミのない真っ白でツヤのある肌が美しいとされています。
そのため、そばかすもシミと同じと考えられ、
コンシーラーやファンデーションなどのメイクで隠す女性が大半です。
私は、小さい頃からそばかすがあり、
大人になって、お化粧をするようになってからはコンシーラーが必須です。
アメリカのそばかすの考え方
美容大国の1つアメリカでは、そばかすに関して日本の感覚とは少し違うようです。
日本では、日焼けしないように日焼け止めを一生懸命塗ったり、美白美容液でケアしたり、白さを求める文化がありますが、アメリカでは白い肌は青白くて不健康というイメージを持つ方が多く、日焼け肌がセクシーで健康だとされています。
アメリカでは色素の薄い方も多いですが、積極的に肌を焼く方も多いです。
ただ、肌を焼きすぎると皮膚がん等のリスクもある為、メイクであえて暗めのファンデーションをつける等、白過ぎない事が美しいという文化があります。
そのような文化の中では、そばかすは健康的で自然でチャーミングなポイントの1つで、決して嫌われるものではなく、好まれるものなのです。
夫がオランダに7年程、住んでいました。私はイタリアに2年、ドイツに6年、住んでいました。
ヨーロッパの方々は、アメリカの人以上に日光を求めている印象で、太陽の動きと共に、照らされる場所に移動していました。
私は、普段はスッピンで出掛けるのですが、スーパーで「そばかすが可愛いね」とよく言われます。その度に、驚きますし、アメリカ人は褒め上手なので、スッピンでボサボサで出掛けている私だと褒めるところがなくて、そばかすくらいしか言うところがないから褒めてくれるのだと思っていました。
ファンデーションを買いに行った時、店員さんに何を探してるのか聞かれて、そばかすをカバーするファンデーションが欲しいと言ったら、「なんで可愛いのに、隠すなんてモッタイナイ」と言われて、すごく不思議でした。
今、ボランティアで日本語を教えています。彼女と、そばかすの話になった時に、そばかすが羨ましいと言われました。アメリカには、そばかすを作るスプレーのような物があるらしく、1か月、試したけどそばかすができなかったと言っていましたそばかすを作る努力をする人がいるなんて衝撃です。
アメリカでは、白人の子どもにそばかすが出来やすいので、そばかすそのものに可愛らしく幼い印象が持たれているようです。日本のように悪い印象が持たれていないので、人によってはそばかす柄のタトゥーを入れたという人もいるそうです。
まとめ
日本とアメリカでのそばかすについての考え方の違いをまとめてみました。
日本では、白い肌に見せられないそばかすは嫌われる対象ですが、
アメリカでは可愛さの対象とされて、可愛いと言われるアイテムのようです。
そばかすがコンプレックスだった私には、嬉しい発見でした