私は、ワインで有名なNapa Valleyから車で2時間くらいの所に住んでいます。

 

ある時期、ギュギュギュッとワイナリー巡りをしていたので、

日本人に有名なワイナリーと、

無名だけど、だからこそ秘密にしたいけど、とっておきのオススメワイナリーを、

このブログでは紹介していきたいと思います。

 

こちらの記事では私たちが訪れたNapaエリアのワイナリーで、

特徴的だと思う部分をメインに書いていこうと思います。

 

  Napaその他

 

 


Kenzo Estate

カリフォルニアワイン好きの日本人で知らない人はいないであろうワイナリーです。

ご存じ、カプコンCEO辻本氏がオーナーです。 

ゲートからテイスティングのある建物までの道のりが、笑えるほど長いです。

 

日本人スタッフがいらっしゃるので、英語が分からない方がいる場合は、

テイスティング予約時に日本人スタッフを指名すると良いと思います。

 

下の建物の中と、写真の右側がテイスティングルームになっていて、

矢印のお部屋からの景色が本当に素晴らしいです。

 

 

下の写真が、そのお部屋でテイスティングした時の写真なのですが、

窓の外に広がるブドウ畑が、一枚の絵画のような美しさで、

そのブドウ畑を眺めながら、美味しいワインを飲む時間は、本当に天国でした。

 

こちらのお部屋は1部屋しかないので、このお部屋でのテイスティング希望の場合は、

早目にお部屋の指定が必要です。

 

 

Jarvis Estate Winery

上で紹介したKenzo Estateから車で6分の距離にあるワイナリーです。

Napaのワイナリーの中で最も素晴らしいと言われるCave Tour(洞窟ツアー)に

参加しました。洞窟内に流れる滝は圧巻でした。

 

ツアーの最後に、Caveの中の豪華なお部屋でテイスティングも付いています。

ペアリングのチーズが最高に美味しかったです。

 

 

1976年、後に「パリスの審判」と呼ばれるパリのブラインドテイスティングで、

五大シャトー等フランスの著名ワインを抑え、Stag's Leap Wine Cellarsの

カベルネ・ソーヴィニヨンが見事1位を獲得しました。

 

Napaが今のような世界的地位を確立するキッカケになったのは、

1976年にパリで行われたブラインドテイスティングの試飲会で、

すでにワイン大国として名を挙げていたフランスワインを押さえ、

Napaで生産されたワインがトップに選ばれたからです。

 

この勝利をキッカケにNapaの名声は次第に高まり、

現在では、世界でも有数のワイン産地になっており、

そのきっかけを作ったこちらのワイナリーは、

世界中に熱狂的なファンを持つワイナリーとなっています。

 

1976年受賞ワインが飾られています。

 

 

目の前に広がるブドウ畑と山々を見ながらテイスティングしました。

サーバーさんが、私たちが日本人だと分かると、

漫画「神の雫」を持ってきてくれて、Stag's Leap Wine Cellarsが載っているページを

見せてくれました。

 

 

車で6分の距離にStag's Leap Wineryがありますが、

1976年受賞ワインが飾ってあるのは、Stag's Leap Wine Cellarsなので、

間違えないようにお気を付けください。私たちは間違えました…あせる

 

Darioush

ペルシャにある宮殿のような豪華な造りのワイナリーです。

オーナーさんはイラン出身の方で、こちらではフードペアリングを体験したのですが、

ヨーグルトを使ったソースが、初めての味だったのですが、

すごく美味しくて、病みつきになりました。

 

こちらのワイナリーは少量生産の高級ワイン路線です。

ボトルのラベルがすごく可愛いかったです。

 

 

Black Stallion Winery

2007年設立の比較的若いワイナリーです。

ブドウ畑に囲まれた美しい環境にあるので、

ガーデンテラスでのテイスティングの方が雰囲気は良いですが、

室内のカウンター・テイスティングも素敵な雰囲気でした。

 

 

こちらのワイナリーには日本からのお客様と訪れたので、

訪れる数時間前に私だけ前入りして、下見をさせてもらいました。

その際もすごく親切に対応してくださり、

テイスティングメニューに値段が書かれてあったので、

値段を記載しないメニューをもらえるか確認したら、

実際のテイスティングの時までには、リクエスト通りのメニューを用意してくれました。

 

テイスティングしている目の前にはブドウ畑が広がっていて、

9月のブドウ収穫シーズンに行ったので、ブドウを食べさせてもらえました。

 

 

Rombauer Vineyards

Romvauerのアイコン的ワインであるシャルドネは、

ワイン評論家も高い評価を付けており、ワイン専門誌ワインスペクテイターでは、

毎年恒例の年間TOP100に、現在までに5回もTOP100に選出されています。

 

日本に帰任した上司がここのシャルドネが好きだったので、

一時帰国前に、その上司へのお土産を買いに訪れました。

 

テイスティングルームは小高い場所にあります。

 

 

小高い場所にあるので、テイスティングルームからの眺めが最高です。

 

 

Domaine Carneros

NapaとSonomaにまたがるLos Carneros地区にあるワイナリーで、

スパークリングワインで有名なワイナリーです。

 

外観はフランスのシャトーのようです。

クラブメンバーだったので、こちらには何回も訪れているのですが、

何度訪れても、建物と景色の美しさに感動します。

 

 

 

丘の上に立っているので、テイスティングルームからは広大な景色が楽しめます。

通常のテイスティングは、こちらに案内されます。

カリフォルニアの青い空の下で飲むスパークリングは最高です。


 

こちらの写真は、特別な日に夫が予約してくれたプライベートルームでの

テイスティングの写真です。

建物の上の階にあるプライベートルームからの景色が素晴らしかったです。

こちらでキャビアを初めて食べたのですが、美味しすぎて感動しました。

 

1人$275と値段は高めなので、1回しか体験できていないですが、

とっておきの日のテイスティング予約には本当にオススメです。

 

 

Cuvaison Winery

上で紹介したDomaine Carnerosの向かい、徒歩10分の場所にあるワイナリーです。

2年前くらいに新しいテイスティングルームが出来ました。

 

 

こちらも何度か訪れているワイナリーで、新しいテイスティングルームができるまでは、

トラクターでブドウ畑の中を通り抜け、畑のど真ん中にあるテイスティングルームで、

試飲をさせてもらいました。

トラクターに乗る事があまりないので、アトラクションのようなワクワク感がありました。

 

ブドウの収穫の時期に訪れたので、テイスティングの途中で、

目の前のブドウ畑に連れて行ってもらい、ブドウを食べさせてもらいました。

 

Andretti Winery

元F1レーサー、マリオ・アンドレッティが所有するワイナリーです。

広大なブドウ畑の中に佇む黄色を基調にした建物が可愛らしく、

アンドレッティが育ったイタリアの小さな村をイメージして造られた、

とてもアットホームな雰囲気のワイナリーです。

 

 

私たちはコロナ前に行ったので、Walk-in(予約なし)で訪れました。

黄色の建物の中にあるカウンターでワインを数杯もらって、

ブドウ畑を見ながら、お庭でゆっくりとテイスティングと景色をを楽しみました。

 

テーブルとか、イスとかも自由に移動して良いスタイルで、

本当にゆっくりと、自由に、のんびり過ごせて、大好きなワイナリーです。

 

 

  まとめ

最近は、Napaのテイスティング料金だけでなく、

宿泊費もかなり高く設定されているのですが、

素敵なワイナリーだけでなく、有名レストランも点在しているので、

サンフランシスコから日帰りで訪れる事もできますが、

可能であるならば、数日かけてゆっくり滞在を楽しむのがおすすめです。