このブログでは、Genie+について書いていこうと思います。

 

  Genie+とは

簡単に説明すると、フロリダのWDWとカリフォルニアのディズニーランドで

導入されているデジタルサービスで、

Genie+を購入したゲストは通常のStand By Lineには並ばず、

Lightning Lane(以下LL)から、アトラクションに優先入場する事ができる他、

たくさんのサービスが含まれています。

有料のサービスでファストパスに代わって導入されました。

 

  Disney Ginieとの違い

Disney Ginieは無料版のサービスで、

ゲストの希望に合ったカスタマイズされたプランを作ったり、

Tip Boardを見たり、レストラン予約をしたり、モバイルオーダーしたり、

バーチャルアシスタンスを使ったりできます。

 

  金額

以前までは、日によってGenie+の値段は違うものの、

どのパークで使うにしても、複数のパークで使うにしても、

Genie+の1日の値段は同じでした。

 

しかしながら2023年6月27日より変更がありました。

 

ゲストはパーク特定のGenei+を購入する事になりました。

つまり、Genie+の値段はパークによって異なり、

行くパークによって、どのGenie+を購入するか決める事になります。

 

更に、パークホップするゲストのために、

複数のパークでGenie+を使えるMultiple Parksというオプションも加わりました。

 

パーク毎に値段が異なるだけでなく、

パーク全体の混み状況によりぞれぞれのオプションの値段は、

日によって変動します。

 

混んでいる日は、値段が高めに設定され、

それほど混んでいない日は、値段が低めに設定される仕組みになっています。

 

  購入方法

My Disney Experienceアプリ内で購入します。

購入ができる時間は、その日の夜12時移行です。

 

カリフォルニアはチケット購入と同時にGenie+も購入できます。

 

  Lightning Lane(LL)取得開始時間

一番最初のLightning Lane(LL)の予約は、パーク入園当日の朝7時です。

パークにいてもいなくても、取得可能です。

 

カリフォルニアはパーク入園後でないと、取得はできません。

 

  売切れたらどうなるのか?

どれか1つのパークでもGenie+が売り切れると、

Multiple Parksのオプションも同時に売切れになります。

 

例えば、Magic KingdomでGenie+が売り切れると、

Magic Kingdomに行かず、Animal KingdomからEPCOTにパークホップする場合でも

Multiple Parksのオプションは購入できなくなります。

 

しかしながら、Genie+の売切れは、あまり起こる事ではないようです。

 

もしもどこかのパークのGenie+が売り切れてしまって、パークホップする場合、

それぞれのパークのGenie+を購入する事でGenie+が使えるようになります。

 

  Genie+のアップグレードはできるのか

Multiple Parksではなく、Single ParkのGenie+を購入して、

その後パークホップする事にした場合、

Single ParkのGenie+をMultiple Parksのオプションにアップグレードできます。

 

アップグレードしたい場合は、My Disney Experienceアプリではなく、

キャストメンバーに相談が必要になります。

 

Multipleを購入して、Singleにダウングレードしたい場合については、

ハッキリとした回答がなかったのですが、ダウングレードが必要になった場合は、

キャストメンバーに相談してみてください。

 

  パークホップする場合、後に行くパークのLLは予約できるのか

できます。

 

WDWは2024年1月8日までは、パークホップできるのは2時以降です。

例えば、Animal Kingdomから1日をスタートし、EPCOTにパークホップする場合、

両方のパークでGenie+を使う為に、Multiple Parksのオプションを購入します。

 

Animal KingdomのLLはいつでも予約する事ができ、

Animal Kingdomにいる間に、乗りたいアトラクションでLLを使っていきます。

 

My Disney Experienceのアプリを確認すると、

何時のLLが取得できるか分かるようになっているので、

EPCOTで乗りたいアトラクションのLLで2時以降が表示されるようになってからは、

2個目のパークのEPCOTのLLが取得できるようになります。

 

  Genie+を使う際のコツ①待ち時間が長いアトラクション

Lightning LaneとStand By Lineをミックスして使うのがコツです。

 

取得したLightning Laneを待っている間に、ショーやパレードを見たり、

食事をしたり、Stand By Lineを使って他のアトラクションに乗ったりするのが、

時間を効率良く使うコツになってきます。

 

そこで重要になるのが、どのアトラクションにLightning Laneを使うのかです。

私のオススメは、待ち時間が長いアトラクションにLightning Laneを使う事です。

 

例えば、Aのアトラクションの待ち時間が60分、

Bのアトラクションの待ち時間が15分の場合、

AのアトラクションにLinghtning Laneを使い、BにはStand By Lineで乗ると、

より多くの時間を節約できる事になります。

 

  Genie+を使うコツ②売り切れるのが早いアトラクション

Lightning Laneは1日を通して予約できますが、

人気アトラクションのLightning Laneは配布が終わる事が多々あります。

 

Genie+を購入したからと言って、乗りたい全てのアトラクションの

Lightning Laneを取得する事は保証できないので、

人気アトラクションから順番にLightning Laneを取得する事がオススメです。

 

  Genie+を使うコツ③Modify機能を活用

以前までは一回取得したLightning Laneを変更する事ができなかったので、

変更したい場合は、一旦キャンセルしてから、

再度Lightning Laneを取得する必要がありましたが、

今は取得したLightning Laneをキャンセルせず、変更できるようになりました。

 

同じアトラクションで違う時間のLightning Laneを取得する事も可能ですし、

完全に違うアトラクションのLightning Laneを取得する事も可能です。

 

Lightning Laneの変更は何度でも可能です。

 

  Genie+を使うコツ④常にLLを持っているようにする

常にLightning Laneを持っている事で、

出来るだけたくさんのアトラクションに乗る事が可能になります。

 

次のLightning Laneが予約できるのは…

  1. 今、予約しているLightning Laneを使い終わった時
  2. 予約したLightning Laneの時間が過ぎた時
  3. パークオープン、もしくは最後にLightning Laneを取得してから120分経った時

 

3番目のルールが少し面倒なのですが、

次のLightning Laneを取得できる時間は、自分で時間の計算をする必要はなく、

My disney experienceアプリの中のTip Boardの上の方に時間が表示されるので、

その時間を過ぎたら、次のLightning Laneをすぐに取得するようにします。

 

  Genie+を使うコツ⑤次のLL取得時間にアラームをセット

次にLightning Laneが取得できる時間がTip Boardに出てくるとは言え、

WDWでは時間を忘れてしまう事が多々あります。

 

本当は1時に次のLightning Laneを取得できたのに、

気が付いたら2時になってたなんて事にならないように、

Lightning Laneが取得できる時間にアラームをセットしておくと良いです。

 

  Genie+を使うコツ⑥Modifyと120分ルール

"Genie+を使うコツ③"でModifyについて書きました。

このModify機能の良いところは、もし持っているLightning Laneを変更しても、

120分ルールはリセットされないという点です。

 

例えば…

 

10時    アトラクションAの2時からのLightning Laneを取得。

      次のLightning Laneを取得できるのは、10時から120分後の12時

 

10時30分 Tip Boardをリフレッシュしていたら、

      アトラクションAの1時からのLightning Laneを見つけて、変更。

      (Tip Boardリフレッシュとは、Tip Board画面を下にスライドして

      画面が更新される事を言います。)

 

12時    次のLightning Laneを取得。10時半に変更したからと言って、

        次のLightning Laneの取得時間は12時半になるのではなく、

        当初LLを取得した10時から120分後の12時に取得可能。

 

一度、Lightning Laneを予約した後に、もっと良いLightning Laneを見つけたら、

次のLightning Lane取得時間が遅くなる心配をする事なく、

良い条件のLightning Laneに変更する事ができます。

 

  Genie+を使うコツ⑦スタッキング

DWDだけで使えるテクニックで、

Lightning Laneを貯めていく事を、スタッキングと呼びます。

 

もし午後までにパークに入らない場合でも、

パークに午前中からいるのと同じように、

120分毎にLightning Laneの予約をし続けて、

いくつかのLightning Laneを持った状態で、パークに入る事ができます。

 

例えば…2時にMagic Kingdomに行く予定で、

その日のMagic Kingdomは9時にオープンします。

 

1つ目のLightning Lane

WDWで最初にLightning Laneが取得できるのは7時なので、

まず7時に最初のLightning Laneを予約します。

 

Individual Lightning Laneと違って、

Lightning Laneはアトラクション乗車時間を自由に選べないので、

7時にLightning Laneを予約すると、

アトラクションに乗れる時間は午前中の可能性が高いです。

 

仮に取得できたLightning Laneの時間を10時とすると、

パーク入園は2時を予定しているので、

入園時間よりも早いLightning Laneが取得できている事になります。

 

そこで、Tip Boardをリフレッシュして、

乗車時間がパーク入園後の2時以降のLightning Laneが取得できるまで、

Lightning Laneを変更し続けます。

 

2つ目のLightning Lane

2つ目のLightning Laneが予約できるようになるのが、

パークオープンの120分後なので、9時+120分=11時になります。

 

ここでも同じように、1つ目のLightning Laneと同じように、

必要であればModify機能を使って、

アトラクションに乗れる時間が2時以降になるまで、

Lightning Laneを変更し続けます。

 

3つ目以降のLightning Lane

2つ目のLightning Laneを取得したのが11時なので、

3つ目のLightning Laneを取得できるのが、11時+120分=1時になります。

1時になったら3つ目のLightning Laneを取得します。

 

結果

この例の場合だと、7時、11時、1時に予約した3つのLightning Laneを持ったまま、

2時にMagic Kingdomに入る事ができます。

 

Lightning Laneの予約はパークにいてもいなくてもできるので、

午後からしかパークに行けない等の事情がある場合でも、

Genie+を有効活用して、希望のアトラクションに乗る事ができます。

 

一方で、カリフォルニアのディズニーランドは、

Lightning Laneを取得できるのは、パーク入園後なので、

このスタッキングは、カリフォルニアでは使えません。

 

  Genie+無料の特典

Genie+を購入するとゲットできる無料の特典について紹介します。

 

ARレンズ

前のブログにも書きましたが、ARレンズがあります。

色々な面白い写真が撮れるので、是非是非、使ってみてください。

 

 

Photo Pass

パーク内にはカメラを持ったディズニーキャストがいて、

写真をたくさん撮ってくれます。

 

その写真をカリフォルニアのディズニーランドでは、無料でダウンロードできます。

その機能がPhoto Passです。

 

WDWでも同じ機能はあるのですが、

キャストに撮ってもらった写真には、スカシが入っています。

 

 

スカシ無しの写真を購入したい場合は1枚毎に購入するか、

もしくはMemory Makerを購入する事になります。

 

Atraction Photo

上に書いたように、キャストに撮ってもらった写真には、

スカシが入っているのですが、

アトラクションで撮ってもらった写真には、スカシが入っていません。

 

全てのアトラクションで写真を撮ってくれる訳ではなく、

落ち系や人気アトラクションで写真を撮ってくれる事が多いです。

アトラクションを降りた後に、自分が写っている写真に、

マジックバンド/スマホ/Apple Watch等でスキャンするとアプリに取り込まれます。

 

 

Audio Experience

これはWDWでもカリフォルニアディズニーでも使える特典で、

アトラクションやパークについて面白い話を聞くことができます。

アプリの中の小さなヘッドフォンマークをクリックすると、この機能が使えます。