今回は日本で免許を持っていなかった私が、

カリフォルニア州の実技試験に一発合格した道のりと実技試験について書きます。

 

  試験までにしたこと

 

とにかく練習

平日はDriving Schoolでインストラクターと練習をし、

土日は夫と練習をしました。気を付けたことは以下の点です。

 

  • 車を出発させる時も周囲確認
  • 大げさに鏡を見る。見てるアピール
  • スムーズに走行する
  • 一時停止時は心の中で3秒数える
  • 停止線の手前で止まる
  • 右折の時は予め右に寄っておく
  • 駐車場内での制限速度にも注意
  • 車線変更時は①指示器②ルームミラー③サイドミラー④振り返って死角確認⑤車線変更
  • 死角を確認する時、大げさに首を回して確認
  • 左折時は直線優先なので、交差点を少し進んだ所で待機
  • 制限速度を守りつつ、スピードが遅すぎないよう注意
  • 車3台分を真っすぐバックできるように
  • 駐車は線の中に止まるように

 

インストラクターと初めて会った日、簡単な自己紹介の後、

「これがブレーキで、これがアクセルね。これやったら右折の合図で、

こっちが左折だよ。さぁレッツゴー」な感じで、会って5分後には公道に出てました。

すごいな、アメリカ。

 

初めての運転の時には、右左折時に減速なんて知らないので、

そのままのスピードで曲がったら、遠心力で2人とも振り落とされる勢いで、

体制が変わりましたドクロ

助手席にブレーキが付いているSchoolにして良かったと心から思った瞬間でした。

 

Youtubeで試験の予習

 

Youtubeで試験で通りそうな道を予習

「自分の住んでいるエリア DMV Wheel Test Route」等で調べると、

いくつかの候補が出てくるので、それでルートを予習しました。

 

実技試験の予約

練習をして、それなりに自信がついたら、DMVサイトでBehing-The-Wheel-Testから、

実技試験の予約をしました。

受かりやすいDMVというのもあるようですが、私は最寄りのDMVにしました。

色々な人のクチコミから、平日の真ん中あたりの午前中が良さそうだったので、

水曜日の10時に予約をしました。

 

実技試験前に、実技試験で使われる単語の確認

 

  • Emergency brake ハンドブレーキ
  • Emergency flasher ハザードランプ
  • Headlights ヘッドライト
  • Windowshield wipers ワイパー
  • Arm signals ハンドサイン
  • Defroster 霜取り
  • Lane change  車線変更
  • Intersection 交差点
  • Pull over to the curb 路肩に寄せて停車

※私の試験の時は、「Pull over to the curb」とは言われず、「Park」とだけ言われて、

   駐車した後に「Back」と言われて、車3台分くらいのバックをしました。

 

車の動作確認

DMVの試験は自分の車を持っていくので、試験前に車がちゃんと動くかの確認があります。

ブレーキランプ、指示器のランプ、ハザードランプ、ホルンが鳴るかを、実際に確認されます。

これらが正常に動かないと、試験が受けられません。

それ以外に、前後のDefroster、ワイバー等の指差し確認もあります。

 

  実技試験の持ち物

 

・仮免
・車の保険
・車の登録書
・同乗者の免許証(実際は確認されませんでした)
・車

 

  試験当日、DMVでの流れ

少し早めにDMVに行き、受付で実技試験を受けに来た事を伝え、

必要書類のチェックをしてもらいました。

必要書類のチェックが完了すると、試験用のレーンのナンバーを言われるので、

そこで試験官が車で待機しました。

私は1時間前に着いてしまい、私の前に2人が試験を受けるところを見られたので、

私の時にも車の動作確認等が行われるイメージを持てました。

 

実技試験スタート

試験官が来てからは、同乗者と別れ、運転席の窓を開けておいて、

試験官の自己紹介の後に、スコア表にサインをしてから、

まずはハンドシグナルの確認がありました。

ハンドシグナルは「Right、Left、Stop」と自分で声を出しながらシグナルを出します。

そして車の動作確認と、指差し確認をしました。

 

動作を確認するもの

  • 指示器(左右)
  • ハザードランプ
  • ブレーキランプ
  • ホルン(クラクション)

 

指差し確認するもの

  • ハンドブレーキ
  • ヘッドライト
  • ワイパー
  • 前後のデフロスター(霜取り)

 

道路での試験の開始

全ての確認が終わると、試験官が助手席に乗って、試験の注意事項を伝えてくれます。

言われたのは「指示がなければ真っすぐ進むように」ということと、

私が日本人なので「ゆっくり話すね」と言われました。

※最初だけはゆっくり話してくれたけど、最初の2ラリーくらいだけゆっくりで、

   後は普通のスピードで話してました。。。

 

道に出てからは大体15分くらいと聞いていたので、そのくらいを考えていましたが、

実際には私は8分で終わりでした。

 

右折・左折を4回ずつくらいと、車線変更が1回と、路駐後にバックと、

最後DMVの駐車場での駐車で終了でした。

 

  試験の結果

DMVに戻り、指定された実技試験用の駐車スペースに車をとめてから、

エンジンを切った後に、試験感から「Passed」と言われて、合格できました。

エラーは15個までで、私は5個のエラーでした。

 

信号無視、スピード違反、4WayStopで順番を守らない等クリティカルエラーを1回でもすると、

その時点で不合格となります。

 

スコア表を試験官から受け取り、DMV内の指定された窓口に行き、

一時的な紙の運転免許証を受け取り、正式な免許証が届くまで大切に持っておきます。

カードタイプの正式な免許証は2週間弱で届きました。

 

試験前にインストラクターからは「受かると思うよ」と言われていたので、

平常心でやれば大丈夫とは思いつつ、クリティカルエラーが心配で、すごく緊張しました。

そんな中で試験に合格できたのは、夫とインストラクターのおかげだと思っているし、

全く運転した事がない私に命がけで付き合ってくれた夫とインストラクターには感謝です。