ジーンズや細身のスキニーパンツなど、長らくパンツスタイルが主流だった若い女性のファッション。ここにきてスカート、とくに体に沿ったデザインのタイトスカートの人気が再燃しつつある。10~20代の服の選び方に「カワイイ」を重視するだけでなく、大人っぽい格好良さをアピールする流れが生まれている。
厳しい暑さの7月中旬の週末。若者が集まる東京・原宿を訪ねると、ショートパンツの姿の女性に混じり、タイトスカートをはいている女性がちらほら。ブラウスはスカートに入れて腰の位置を高く、足を長く見せるように着こなしていた。
1980年代のバブル期に流行した体の線を強調する「ボディコン」ファッションをほうふつとさせる。合わせる靴はヒールのあるパンプスが定番だが、カジュアルにスニーカーをはく人もいるのが「今風」だ。
「暑くてショートパンツばかりはいているけれど、最近スカートも欲しいなと思って」。渋谷パルコ(東京・渋谷)内の婦人服店「アトリエ・ドゥ・サボン」で、7月に入荷したばかりの秋物のスカート(6195円)を見ながら女子大生(19)は話した。
この春流行した柄もののパンツブームも落ち着き、秋に向けてスカートが「復権」してきた。オンワード樫山の主要ブランド「23区」は、秋冬に展開するスカートの型数を前年より5割多い9型にする。三陽商会の「マッキントッシュ フィロソフィー」でも、秋冬向けのスカートの生産枚数は前年比15%増やす。
