5月21日 31週0日

破水の量は更に増え、透明〜ピンク色だった破水が、赤みが増し明らかに出血を伴っている状態だった。

毎回、破水の量を測定してもらう為に汚染されたパッドを助産師さんへ渡していたが、いつもより赤みの強いパッドを見て、真夜中に急遽NSTを施行することになった。

自覚はあまりなかったのだがモニター上張りがみられており、マグセントは13ml/Hへアップ。

助産師さんもかなり心配してくれて、
「お腹は痛くない?大丈夫?」と何度も聞かれた。

マグセントの影響で倦怠感が強く、一日の大半を寝て過ごす。寝ても寝ても眠気が抜けず、食事の際、お箸を持つ事すらしんどい。お腹も大きくなっていたし、トイレに起きるのもやっとの状態だった。


午前中、先生の診察。

2人とも心拍確認でき、元気。

とりあえずホッとする。

私の血性破水は羊水自体に血液が混じっているのではなく、おしるしの一種だと考えられる。子宮の収縮によって卵膜と子宮壁に摩擦が起こり、そこから出血している可能性が高い。今のところ、絨毛が感染を起こしていたり、胎盤が剥がれてきている可能性は低い。とにかくお腹が張らないように薬剤調整していく。おそらく今回も大きい子(みっちゃん)からの破水だろうとのことだった。

先生「破水しちゃったとき、またかーって思った?こんなに破水していても穴は案外小さかったりするんだよね。今回も止まるといいね。」

尿中の蛋白も少しづつ増加しているようではあったが、まだ妊娠は継続できる範囲とのことだった。

この日、先生が3Dエコーでみっちゃんの画像を撮ってくれた。

身体はしんどいし、不安に押し潰されそうな毎日だったが、その写真をみてふと笑みがこぼれる。



なんとか34週まで頑張りたい。

それまでどうか2人とも生き抜いて欲しい。



そう切に願った。