5月18日 30週4日

楽しみにしていた外泊の日。

朝の血圧も落ち着いている。
家族は10時に迎えにくる予定。

8時。朝食が運ばれてきたのでベッドから起き上がる。

その瞬間、

ジョワ〜と生暖かい液体が流れるのを感じた。



あ。破水した




FLP後に破水した時と同じ感覚だった。


ナプキンを持ってトイレへと急ぐ。

幸い、オリモノ用の小さいナプキンをしていた為、下着もそこまで汚れていなかったが、小さいナプキンはピンク色にぐっしょり。

トイレからナースコールを押す。

助産師さん「どうしましたか?」

私「今、破水しちゃったみたいで…」

助産師さん「わかりました。量を測りたいのでそのナプキンいただけますか?とりあえず、一旦お部屋に戻ってお待ち下さいね。」

よりによってこんな日に破水しちゃうなんて…。
外泊は中止だろうな。でも外泊中に破水しなくてよかった。

部屋に戻り、すぐに夫へLINEするがなかなか既読がつかない。

そうこうしてる間に診察に呼ばれた。

朝早くから診察してくれたのは、いつも主治医のN先生と共に診てくれているK先生だった。
私の経過を知ってる先生なだけに安心感がある。

K先生「tomomiさん、びっくりしましたね。これからまず破水かどうかの検査しますね。」

破水の検査→陽性反応。

内診するが子宮口は閉じており、子宮頸管も保たれている、下からの破水ではなさそうとのこと。

高位破水。

閉鎖した卵膜にまた穴があいちゃったのかな…

K先生「tomomiさん、ラッキーな事に今日の当直はN先生(主治医)だから何かあっても大丈夫ですよウインク

不安でいっぱいの顔をしていたからか、K先生はそんな事を言って和ませてくれた。

経腹エコーの最中にN先生も駆けつけてくれた。

あー出勤して早々に仕事だなんてあせる先生、本当にすいませんあせるあせる

そんな事を思いながらエコーを見つめる。

2人とも心拍の確認はとれ、元気に動いているそう。

少しホッとする。
しかし、破水している事には変わりない。

外泊は中止。

破水しているため感染予防のための抗生剤、双子の肺の形成を促すためにステロイドの投与、張り止めのマグセントも開始となった。