NLPを学んで、最初に変わったのは、

コミュニケーションの質でした。

 

お客様とのコミュニケーションだけでなく、

家族や友人とのコミュニケーションも、

私の意識が変わり、

NLPを活用することで、

より良いものに変化していくのを

感じました。

 

特に、私が初めてお会いするお客様

に対しては、

NLPを学ぶ前と比べて、

格段にコミュニケーション

を取りやすくなり、

会話がしやすくなりました。

 

しかし、まだ問題がありました。

 

私の働いていたエステサロンでは、

施術中もお客様と会話をして

仲良くなること、

そして、お客様に質問をして、

会話からいろいろと引き出すこと

を求められていました。

(もちろん、お客様の状態に合わせてです。)

 

ところが、私は、

お客様に質問をすることに

抵抗があったのです。

 

 

カフェでパソコンで作業中

 

 

「お客様はリラックスしたくて

 来ているのに、

 施術中にあれこれ質問されたら

 嫌じゃないのかな?」

「そもそも、質問して、根掘り葉掘り

 プライベートについて聞くのって、

 お客様から嫌がられないかな?」

 

私は、ある日のセミナー終了後、

NLP講座の先生に、

その不安をぶつけてみました。

すると、先生は、

「それのどこが嫌だと感じるのですか?」

と、私に質問されました。

 

私が答えると、それに対して、

また先生が質問されました。

 

何度かやりとりを繰り返した後、

先生から、こう聞かれました。

「今のやりとりで、

 私からの質問は、嫌だと感じましたか?」

 

「いいえ、感じませんでした。

 でも、それは、聞かれたのが

 先生だったからです。

 先生の質問だったからです。」

 

そう答えた私に、先生は言いました。

 

「単なる興味本位ではなく、

 本当にお相手のことを

 大切な存在だと思って、

 お相手のことが知りたい

 と思ってする質問ならば、

 お相手から嫌がられることは

 ありませんよ。」

 

先生のこの言葉を聞いて、

ハッとするとともに、

心に安堵感が広がりました。

 

先生がおっしゃったのは、

まさにNLPで最初に学ぶことであり、

基本中の基本である、

ラポール傾聴の大切さでした。

 

ラポールとは、お相手との信頼関係

傾聴とは、お相手を本当に大切な存在

だと思って、とにかく全身で聴くこと

 

これらなくして、

良いコミュニケーションは成立しない。

逆に、これらを踏まえていたら、

お相手が嫌がるような質問の仕方

にはならない。

 

それから、私は施術中にお客様に対して、

安心してコミュニケーションをとることが

できるようになりました。

 

お客様からも、

「丁寧な接客でよかった!」

というお言葉を

いただけるようになりました。

 

こうしてNLPの効果をすぐに実感し、

学びを深めていくなかで、

さらに変化していくのですが、

それについては、次のブログで♡