ブログをご覧下さるみなさまへ
地震発生から、早2日が経過しました。
皆さま、どのようにお過ごしでしょうか・・・
発生当日、母は帰宅出来ず。
地震発生二日目、
私は早朝に仕事のキャンセル。
交通網に混乱のある中、
それでも出勤するという妹に
非常用品と食料を持たせ
朝ごはんを準備して送り出しました。
今は、少しずつ買い物など
輪番停電へ備えております。
ネットはE-mobileがあるので
携帯の充電が切れても
暫く使えるかな。
どうか、更新が途絶えても
ご心配なさらないで下さい。
皆さまはいかがお過ごしですか?
無理のない範囲で
近況お知らせ頂けましたら幸いです。
何も出来ない無力さに苛まれている方・・・
私も同じです。
でも、ご自分を責めないで下さい。
今、命があって元気な方は、
どうかその心と体のエネルギーを
維持できるように
自分に優しくしてあげて下さい。
テレビで見る映像が辛ければ、
ラジオに切り替えて下さい。
各局で流れる、厳選された音楽が
疲れた心を癒してくれることがあります。
節電、募金、正しい情報の共有・・・
わずかでも出来ることから少しずつ
私も頑張ります。
*******チェーンメール・流言・デマについて*******
現在、ニュースなどで問題となっている
チェーンメールについて
出身の立命館大学文学部心理学科教授
佐藤達哉氏から以下のようなアドバイスを
頂戴しましたので皆さまにお知らせたします。
(以下転載 ※一部省略)
このメールの重要な点は
「被災地以外に居る人は、
自分のもらった情報をすぐに他者に送らず、
確からしさをどこかで確かめて送りましょう」
ということです。
チェーンメールに気をつけるということは、もらった情報を一呼吸おいて、信頼できるかどうか考え、場合によっては確かめてから送る、ということにほかならない。内容が真か偽かが問題なのではなく、確認なしに送る=チェーンメールの定義である。
「チェーンメールは禁止」のようなルールを作っているのを見かけたりするが、そのようなことで禁止できるならそもそもチェーンメールは存在しない。ウィルスメールを作るのは禁止、というようなレベルでチェーンメールを禁止したところで何の意味もない(このような禁止も作りたいひとには意味ががない)。
「送らざるをえない」と思わせるような内容のメールがチェーンメール化するのである。だから、その対策はチェーンメール禁止、などという循環論的なものであってはならないのである。
チェーンメールは禁止、と言うのではなく、送りたくなるのがチェーンメールの本質であるということの理解を徹底させ、他者に送る前に一呼吸おくように指導することが必要なのではないだろうか。
チェーンメールに関しては、「送りたい」「送らなきゃ」という心理的圧力こそが、チェーンメールの本質であるということを理解しなければならない。
福島大学行政社会学部を1999年3月に卒業した川越しのぶさんの研究によれば、チェーンメールには4つのタイプがある。
(詳細は省略・地震時に適用されるタイプのみ掲載いたします。)
○善意(警告)メール
非常に関心が高い事柄についての注意であるので、同じ関心を持っている人に教えてあげようと思わせる。コンピュータウィルスに注意、のようなものである。
地震の時に問題になるのは、「善意(警告)メール」である。悪意な場合はデマと呼ばれるが、ここでも善意・悪意という動機はチェーンメールの本質とは関係がない。
以上、内容が真か偽かは問題ではなく、送り主の意図が善意か悪意かも関係ない。もらった情報を他者に送る時に、一呼吸おいて考える、ということが被災地以外に居る人にとって求められることである。
【参考文献】
サトウタツヤ 2004 うわさとパニック 「立命館人間科学研究」No. 7
http://www.ritsumei.ac.jp/acd/re/k-rsc/hs/hs/publication/files/NINGEN_7/193-203sato.pdf
佐藤達哉 2001 メール使用の社会心理学的考察 : ウィルスメール・チェーンメールについて『広報(福島大学情報処理センター)』, 10, 23-29
*********************************************
真っ暗闇の中 記事更新したので、
誤字があったならごめんなさい。
また、早朝の更新失礼いたしました。
皆さまにご参考頂けたなら幸いです。
引き続き、一人でも多くの方のご無事を
心よりお祈りしております。