昨日発売の週刊競馬ブックに、
 
「馬場と競走馬の怪我の関係」を書かせて頂きました。
 
走破タイムが速くなったり、一日に何個もレコードタイムが出たりすると、必ず、
「速い馬場で走ると、競走馬の怪我が増えてしまうのでは」という声が持ち上がります。
 
はたして、本当にそうなのか?
気になっている方も多いと思います。
 
先日、ある方からのご紹介で、
馬場のタイムや硬さと、競走馬の怪我の関係を調べている方がいると知ったんです。
 
その方はJRAの関係者ではなく、統計学が専門の東邦大学の菊地賢一教授。
 
JRAの関係者ではない方がなぜ競走馬の怪我の研究を?
と不思議に思った私は、東邦大学を訪ねた訳です。
 
 
今回、その時の取材を記事にまとめています。
 
菊地先生はJRA競走馬総合研究所から膨大なデータを提供してもらい、
客観的な立場から、怪我の傾向を調べています。
 
 
その研究結果は、今までの私の固定観念を覆す、驚きのものでした。
 
 
例えば、皆さん。
京都競馬場の芝コースは時計が速くなるので、競走馬の怪我が凄く多いのではと思っていませんか?
 
しかし、実際は!?
 
と、この続きは今週の週刊競馬ブックでお読み頂ければと思います。
 
 
 

 
 
ちなみに、菊地先生はホーリックスとオグリキャップが競り合ったJCも生観戦したという30年以上に及ぶ大の競馬ファン。




 

 
 
 
研究室の前までいくとネームプレートに、競馬好きが高じて始めた一口馬主で出資したイスラボニータの写真が貼ってありました。
 
競馬が好きな先生が、競走馬の研究に携わって下さっている事がなんとも心強く、嬉しく感じたのでありました。
 
 
今週の競馬ブック。
一人でも多くの方に読んで頂きたいと思います。
 
 
コジトモ