代替競馬があった影響があり、週刊競馬ブックフェブラリーステークス特集号は今日発売!!
 
今回は2月末で定年引退となる美浦の池上昌弘調教師のインタビュー記事を掲載させて頂きました。
 

 
 
池上昌弘調教師は元騎手で、
1970年にメジロアサマで天皇賞(秋)を制した他、
 
76年にはテンポイントを破り、皐月賞を勝っています。





そして
単枠指定となり、43%の単勝支持を受け圧倒的な1番人気となった日本ダービーではクライムカイザーに敗れ、
無念の2着。
 
今回のインタビューで池上先生はあの時のダービーの事を語って下さいました。
 
 
なぜ、トウショウボーイはダービーで負けたのか。
 
そして。
ダービーの夜にあった、ある苛酷な出来事を聞き、
私は師に返す言葉がありませんでした。

 
池上調教師は騎手時代を含めて、今までインタビューなどでトウショウボーイの事を語る事はなかったとの事ですが今回、お話を伺ってその理由がわかりました。
 
池上師があのトウショウボーイのダービーを振り返るには、長い時間と相当の覚悟が必要だったのだ、と。

 
今回の記事では今まで表には出ていない話を色々と伺っています。
 
池上先生にとっては、語りにくいお話が多かったと思いますが、調教師引退間近というタイミングで、
トウショウボーイの貴重なお話を、
心境を含めて語って頂きました事を心から感謝しています。
 
 
また、調教師時代の思い出の馬として、
ダートのオープン5勝を含めて、計11勝したトウショウギアのお話も伺っています。
 
先生が、「記録以上に記憶に残る馬だった」と語り、

2008年の根岸Sで競走中止となったトウショウギアのエピソードもすさまじかったです。

この話も今回、初公開となる内容です。
 
 
今回のインタビューは初めて伺う驚きの内容が多く、
正直、どこまで書いていいのか。
とても迷いました。
 
そのため、池上先生とは何回も原稿のやり取りを重ねました。
 
だからこそ、池上先生の思いが反映されていると思います。
 
 
 
トウショウボーイが活躍した頃から長く競馬ファンをしている人はもちろん、
最近、競馬を始めた人にも読んで頂きたいインタビューです。
 
ぜひ、お手にとってみて下さいね。
 
 
 
小島友実