3週連続で道悪となった秋のG1レース。

天皇賞秋の舞台となる東京競馬場は、昨日午後から雨が降り始め、今日の午前中に不良となりました。


水をたっぷりと含んだ芝は、
レースが進むにつれて、タフなコンディションとなり、天皇賞秋の頃には、
内も外も同じような状態となり、
最後はバテ比べといったレースが続いていました。


キタサンブラックは稍重までの経験はありますが、重以上の経験はなし。


キタサンブラック、道悪はどうなのか?
そもそも、宝塚記念が負けすぎでしょう?


そんなファンの思いが、単勝3.1倍という数字にも見てとれました。


しかも、キタサンブラックはスタートでゲートに突進してしまい、出遅れ。


多くのファンがざわついた瞬間だったと思います。


しかし、武豊騎手は慌てず騒がず。
荒れているだろう内側をものともせず上がっていき、中団へ。
内々を回ったことで、出遅れをカバー。


そして、
4コーナーで好位につけると、直線は馬場の4分どころから伸びてきました。

最後はサトノクラウンとの一騎打ち。

最後の1ハロンが14.0ですから、いかにタフすぎたレースだったかがわかります。


勝ちタイムは2分08秒3。
まさに、死闘。



先週の菊花賞のキセキに続いて、
本当に力のある馬が勝ちきるという、

究極に馬場が悪くなると、
道悪適正というより、本当に強い馬が勝つのだと。

競馬の基本を教えてくれたと思います。


この天皇賞秋を
私はウインズ後楽園で見届けました。





ゲストの東京中日スポーツの田沼亨さんは、
キタサンブラック本命でサトノクラウンとの馬単を本線でズバリ!
田沼さんは新潟のメインの3連単も当てて、
「財布がパンパンだよ・笑」と。


田沼さん。
ウインズ後楽園とは本当に相性がよくて、
昨年から5回、ウインズ後楽園のイベントに出て頂いて、4回で大的中!


(田沼さんがウインズ後楽園に出るときの予想は要チェック)
ですよ!!

そして万哲こと、スポーツニッポンの小田哲也さんも、本命サトノクラウンで予想はバッチリ!

それも、イベント中に私が最後に穴馬を聞いた時、
「レインボーラインの母系には道悪が凄く強かったレインボーアンバーがいる血統なので、この馬場は合うはず」
と力説してくれたのです!


それを聞いた私。




当初は上の馬券を見てもわかるように、
キタサンブラックからの3連復でレインボーラインはいれてなかったのですが、

急遽、道悪ボックスを組んで、
そこに、13番人気のレインボーラインも入れたんですよ!!


そーしたら。


ワイド総取り!!


なんで、3連復にしてないのよー!私!
と、レース後は控室で嘆いてしまいましたが、
そもそも、最初はレインボーラインを全くのノーマークなのですから、
これは万哲さんのお陰でとらせてもらったタナボタ馬券。

感謝なのです✨






3週連続のG1レース。

走り抜いた人馬、
馬を調整してきた関係者の皆さんには本当に頭が下がります。


でも、この3週の難しい道悪競馬に対して、
真剣に予想して挑んだ競馬ファンもまた、
共に闘いぬいたと言えるのではないでしょうか。


馬券がハズレても当たっても。

私はこの3週間で、
とても鍛えられた。


特に今日の天皇賞秋は、
語り継がれるべき名レースでした。

そんなレースをリアルタイムで見られた事は、
私の財産です。


コジトモ