今日は午前中から、美浦トレセンへ行って、インタビューや取材を行ってきました。
 
 
 
昭和53年に開場した美浦トレーニングセンター。
 
開場から来年で、もう40年になるのですね。
 
老朽化してきこともあり、
美浦トレセンでは厩舎の建て替え工事&計画が進んでおり(場所そのものは今の美浦で変わらずです)
 
今年の5月には藤沢厩舎、木村厩舎、小島茂厩舎など12の厩舎が、
美浦内の北の杜エリアに移動したんですよ。
 
 
そんな北の杜エリアに出来た新しい厩舎地区の工事コンセプトや、
今後の工期日程、
また、最近負荷がかかるように工夫している坂路、
トレセンの役割や今後の方向性などを
美浦トレセンの今井場長に伺いました。
 
 
とても興味深いお話を伺えましたので、
しっかりとまとめさせて頂きたいと思います。
 
 
さらに、
負荷をかけるために、あえて時計がかかる状態にしている今の美浦坂路の最新情報も美浦の馬場課長に伺いました。
 
美浦の坂路は先週、毎年夏に行っているチップの交換が終了。
 
この交換で、負荷のかかり方や時計の推移がどうなりそうなのか。
その辺りも取材しています。
 
 
 
 
また、北の杜に移動した実際の利用厩舎という事で、
 
 
 

 
小島茂之厩舎にお邪魔して、新しい厩舎を利用しての感想や効果などを小島調教師に伺いました。
 
写真は、厩舎前に設置されたウォ―キングマシンです!


 
今年5月、北の杜に移動した12の厩舎のうち、7つの厩舎がウォ―キングマシンを設置しています(ウォ―キングマシンは希望した調教師が設置。とても高価なものなので、半額はJRAから補助金が出るそうです)。
 
育成場には当たり前のようにあるウォーキングマシンですが、
このようにトレセンの厩舎前に設置されるのは、栗東、美浦を通じて、今回の美浦の北の杜エリアが初なんですよ。
 
小島調教師にはウォーキングマシンの使い方や効果なども伺っています。
 
 
最後に、小島厩舎で出会えたお馬さんたちを
(写真の掲載許可は小島調教師から頂いています)
 
 
来週の新潟記念に出走予定のアストラエンブレム!
 
「ウォーキングマシンの効果もあって、馬体がしっかりしてきた印象です」
と小島調教師。
 
状態も良いとのことで、楽しみです!


 
 
 
そして。
 
 
 
小島厩舎の大将格 ロードクエスト!
 
 
新しい厩舎では、
このように大きな窓から馬が顔を出すことができるんですよ。

コジシゲ先生いわく、
「ロードクエストは厩舎の中で、自分が1番だと思っている」
とのことで、

他の馬が戻ってくると、こうしてその方向を見ては、
「俺が上だぞー!」
アピールをするそうです。

なんだか、
ロードクエスト君に急に親近感(笑)。



 
 
小島厩舎ではどの馬も、
月曜日以外の毎日、朝と午後の計2回、ウォ―キングマシンに入れるそうで、
ちょうど、ロードクエストがウォ―キングマシンに入るところを見る事が出来ました!
 
ウォ―キングマシンを使用するときは
このように細心の注意をはらって、2人以上で作業をするそうですよ。
 
 
ということで。
 
今日、取材した内容は
 
9月11日発売の週刊競馬ブックに書かせて頂きますので、
ぜひともよろしくお願いします!
 
 
最後におまけ。

 
小島調教師の許可を頂き、ウォーキングマシンを体験中のワタクシ。
 
今回は馬が歩く時速6㌔のスピードで体験してみましたが、
なかなか速くて、よい運動になりました(*^-^*)
 
 
コジトモ