今朝は早起きをして、
宮城県亘理郡山元町にある山元トレーニングセンターへ行ってきました。
昨年から、競馬ブックで始まった「育成牧場シリーズ」の取材です。
私にとっては、昨年のノーザンファーム天栄に続いての育成牧場訪問となりますね。
今回、訪ねた山元トレセンは現在、
社台ファーム生産馬と追分ファーム生産馬のデビュー前の馬の育成と古馬の休養、調整が行われています。
1992年に開場した山元トレセン。
山元トレセン経由でG1を制した名馬は過去には、
ネオユニヴァース、ダイワメジャー、ダイワスカーレット、ダンスインザムード、ヴィクトワールピサなど、錚々たる顔ぶれ。
そして最近では、
ロゴタイプ、イスラボニータ、クイーンズリング、レッドファルクス、ソウルスターリングなど、注目馬がたくさんいます。
詳しい施設内容や育成方針などは
週刊競馬ブックを見て頂く事にして、
昨年、ノーザンファーム天栄の坂路を登ったのに続いて、
今回も登ってきましたよ!
山元トレセンの坂路です!
(写真の無断転載はご遠慮下さい)
全長は740㍍。
勾配はなんと、9%!!
高低差は29㍍あります。
(美浦、栗東、ノーザンファーム天栄、しがらきなど、主要坂路の高低差の比較の詳細は競馬ブックの原稿内で整理しますが、山元トレセンの坂路の勾配、高低差は各主要坂路と比較してもかなりタフなものになります)
坂路の素材はポリトラックです。
ということで。
ゴーーーーーール!!
山元トレセンの坂路、深いしタフだわ。
育成が始まったばかりの2才馬のなかには、傾斜がきつくなる9%の所では止まりそうになる馬もいるとのこと。
確かに、そのくらいハードでした。
トレーニング効果は相当ありそうです。
私も少しは痩せたかな?!^_^;
今日は30度近くまで気温が上がったこともあり、頂上付近ではもう足がバタバタでした(苦笑)。
これで
コジトモの坂路登ったシリーズは、
美浦、栗東、
ノーザンファーム天栄、
ノーザンファームしがらき、
に続いて山元トレセンも登坂!
けっこう、主要坂路は登ってきたなー。
我ながら、本当にマニアックだと思います👍
そして、秋を見据えて休養&調整しているG1馬にも会うことができました!
写真は会った順番で。
(写真の掲載許可は山元トレセンの袴田マネージャーから頂いています)
ソウルスターリングです!
私との記念撮影ではお目目を閉じてしまっているソウルスターリングちゃんですが、
デジタルカメラの方でバシッとした立ち姿が撮れていますので、そちらは競馬ブックの方に掲載させて頂きますね。
袴田マネージャーによると、
ソウルスターリングはあまり環境に動じないタイプだそうで、
こちらに戻ってきてからもとても落ち着いているそうです。
確かに、写真を撮る時もおとなしいし、
リラックスしていました。
そしてまだ速めの時計は乗り出してはないものの、毛ヅヤはピカピカで、本当に良い馬!
という感じでした。
秋は3才牝馬の路線には行かず、毎日王冠から始動し、天皇賞へ向かう予定だそうです。
レッドファルクス!
少しやんちゃな所があるとのことですが、
やはり山元トレセンは山の中にある静かな環境なので、基本的には落ち着いていましたよ。
状態もとても良さそうでした(^_-)
スプリンターズステークスへはぶっつけの予定だそうで、目標はもちろん連覇です!!
クイーンズリング!
クイーンズリングは気性が落ち着いているとの事で、写真を撮る時もずっとジーとしてくれていました。
とても可愛い顔をしているクイーンズリングちゃん。
思わずアップを撮ってしまいました(^_-)
馬体も成長しているとの事でしたよ。
クイーンズリングは昨年同様、府中牝馬ステークスから始動予定でエリザベス女王杯連覇を狙っています!
最後に会えたのは古豪ロゴタイプ!
(今年の安田記念では馬券をとらせてくれてありがとうね、と伝えている図)
ロゴタイプ君もお目目パッチリバージョンはデジカメの方ではおさえてあるので、
しっかり顔の写真は競馬ブックの方で掲載させて下さい。
個人的に驚いたのはこのロゴタイプ君でした。
なんだか、古馬の貫禄というんでしょうか。
落ち着いた物腰で、
存在感が際だっていましたね。
ロゴタイプは富士ステークスから始動の予定だそうです。
あと、イスラボニータもいたのですが、
今回はタイミングが合わず、会うことが出来ませんでした。
イスラボニータも順調に調整されているとの事ですよ。
なお、各馬の調整過程など、詳細は競馬ブックで書かせて頂きますので、よろしくお願いします。
今回の取材では、山元トレセンの袴田マネージャーに色々とお話しを伺っています。
育成方針や取り組みなど、
伺っていて、なるほど~と思う事がたくさんありました。
やはり、現場に来てみないと聞けないお話しって、たくさんありますね。
今回もとても勉強になりました。
袴田マネージャー、
そして山元トレセンのスタッフの皆さん、
今回は本当に細部にわたりご案内頂き、本当にありがとうございました。
山元トレセンの詳しい育成方針、取り組みなどは記事にまとめたいと思っていますので、是非とも8月7日発売予定の週刊競馬ブックをお読み頂ければ嬉しいです。
では、
ずんだ茶屋で買ったずんだシェイク(ホイップクリームつきのスペシャル版)を飲みながら、東京へ帰ります(^_-)
コジトモ