函館の芝。
時計、速いですね。
今日は二つ、レコードタイムが出ました。
ある程度、こうなるかなとは予想していました^_^;
まず、最初にお伝えしておきたいのは、
今週の草丈は10~14センチで、これは昨年と同じ。
ですから今年、草丈が短いのではありません。
それに、「馬場のすべて教えます」に書いているし、なんどもお伝えしているように、
時計に影響を与えるのは草丈ではなく、
路盤の状態。
つまり、硬度や含水率です!!
昨日のトラックマンTVでもご紹介したように、
函館の芝は昨年同様、開幕前にエアレーション作業を行っています。
本州の競馬場などでは開幕前のエアレーション作業を開幕の1ヶ月~1ヶ月半くらい前のタイミングで行いますが、函館の場合は洋芝ということもあり、
他の競馬場よりタイミングが早く開幕の約2ヶ月~2ヶ月半前に行います。
そして函館の芝を管理する職員さんに取材したところ今年、函館のエアレーション作業は3月末に行われていました。
ちなみに、昨年もエアレーションは行われていますが、昨年は4月上旬でした。
なぜ今年はエアレーション作業が早かったのかというと、職員さんに伺ったところ、
「今年は雪どけが早かったから」とのことです。
エアレーション作業の時期が昨年より少し早いというのも、走破時計が速くなった要因に繫がっているのかもしれません。
何故なら、
エアレーション作業をしたての方がより軟らかく、時間の経過と共に硬度は戻っていく(つまり、軟らかくなったものが硬くなっていく)からです。
ただ、
時計が速くなった一番の理由は、
今年は開催前に雨が少ないことが一番影響していると思います。
函館競馬場で6月11日以降に雨がほとんど降っておらず、
今週は15日に1ミリ降っただけ。
やはり路盤が乾燥し、含水率が低いんだと思います。
ちなみに昨年の開幕週はレース前日の金曜日に20ミリを超える雨が降り、
土曜日は外からの差しが決まっていました。
ということで、
このまま雨が降らないようなら、明日も時計は速いのではないでしょうか。
ただ、暑くなるこの時期はレースが終わった土曜日の夕方に散水をすることが多いので、
函館も今夜、散水をするかもしれません。
散水をしたかしないかは
明日の9時20分にJRAのホームページの馬場情報の「週末情報」に発表されますから、
気になる方はチェックしてみて下さいね。
今日のグリーンチャンネル、控室の一コマ。
昨日、自宅にゴキゴキが出現し、
怒りの触角ポーズの小堺キャスターと(笑)、
悪のりの小泉恵未キャスター^_^;
早いもので、
グリーンチャンネルの全レース中継の担当は、
来週でラスト!
再来週からは岡部玲子キャスターが戻ってきますよ✨✨
あと1週間、
精一杯頑張ります!
コジトモ